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先生「はい、採点するから回収!
ちょっと問題集でも解いてて」
「ほんとに終わった、、
絶対不合格だよ、、でも!Aも解けなかったんだよね?!」
『あぁ、うん、、』
「え、もしかして解けたの??!」
先生「はい返却しまーす。」
採点はやいな()
先生「佐藤、お前ほぼ0点だぞ。危機感もて。」
「はい…」
先生「A、お前勿体ないぞ。
名前書いてないから、不合格。
これもひとつのテストだからな。
せっかく満点だったのに。」
『はい、すいません』
絶対言えない。
龍我のために、不合格になるために、
名前をわざと書かなかったなんて、
絶対に言えない!!!!
「A、、?もしかして」
『もう最悪だー!名前書き忘れた!』
大きな声でそう言ってみるけど、
きっと龍我はわざとだ 、って気づいてる。
私の心の中なんてお見通しなんだろう。
「そうなんだ、
じゃあ一緒にいのこりだね!」
笑いながら、嬉しそうにそう言ってくれる君が
気づいてないふりをしてくれる君が。
*
あぁどうしたの私。
また胸がぎゅってなるよ。
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作者名:nomi | 作成日時:2019年5月31日 18時