【ky】金髪のキミに近づきたい！

久々に一緒に遊ぶか ページ46

Kyside
付き合ってからお互いというか
俺の部活が忙しくて
なかなか時間が合わなかった。
明日は終業式。
夏休みに入る。
そしてその日は有難いことに部活OFF。
遊び誘うか。


キヨ明日終業式じゃん?

Aいえす

キヨ部活ねーんだわ

Aほう

キヨ終わったら俺ん家で久々に一緒に遊ぶか

Aま!?遊ぶに決まってんだわ!!!

キヨじゃ、そーゆうことで

A任せな


超乗り気だった。
結構構えなかったから
寂しい思いさせてたのかも。
お昼一緒に食べたり、
トークでやり取りしたりはしてる。
でも、どっか行くとかは出来てないし
普通のカップルらしいこと
させてあげれていない。


「ゲームでもあんな喜ぶんだな。」

母「あんた！Aちゃん、いつ連れてくんの！？」

「ほんとそればっかだな。どんだけ好きなんだって話よ。…明日来るよ。彼女として。」

母「それ本当！？やだー！！！やっぱり付き合うと思ってたのよ〜！いい子だし、早くお嫁に来て欲しいわ〜！」

「気がはぇーわ！落ち着けって。」


俺の声はあまり届いていないみたい。
暴走してんな。
家族にAがすんなり
受け入れられてるのは嬉しいけど。
Aも母さんと会ったら
すげー喜んでくれるんだろな。





「よっ。おはよ。」

A「よっす！今日が楽しみすぎて全然寝れんかった、このクマ見る！？」

「彼氏にクマ見せる彼女とか存在したんだな。」

A「ここに存在しております。あなたの彼女です。」

「知ってます。」


そんな会話をテンポよく交わす。
Aの関西人の血は
いつも騒いでいるのだろう。
ボケまくるし突拍子もない行動するし
こっちもツッコミに大変なんだわ。


A「じゃ、終業式立ちながら寝て、体力温存しとくわ。」

「危ねーからやめとけ？あれだったら家で寝ていいから。」

A「それって…襲う気？」

「ばっ…か、そんなんじゃねーよ！」

A「ピュアかよ笑」

ウインクバチンって決められる。
なんだそれ。
でも、振り回される毎日も
俺は新鮮で楽しいから
良しとしてやろう。

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