最強の助っ人 ページ19
「「お邪魔しまーす。」」
私とレトさんは緊張しながらも
フジくんのお家にお邪魔させてもらうことに。
フ「どうぞ〜。あ、そこ俺の部屋だから入って待ってて。」
フジくんはそう言うと奥の部屋へ行ってしまった。
ソワソワしながら部屋の隅に座る。
それはレトさんも同じ気持ちのようで
私の隣にぴったりくっついて座った。
フ「なんで2人ともそんな端っこいるのさ笑
もっとこっちおいでよ。」
「なんかソワソワして端っこ座っちゃった。」
レ「俺、人の家慣れてないから。」
めちゃくちゃ陰キャな2人。
それを見てフジくんは楽しそうに笑っている。
すると、コンコンとドアがノックされた。
フジくんが開けるとそこには
スタイルのいい茶髪の美人さんが。
姉「どうも〜！迷える子羊の最強助っ人です！」
フ「姉貴、キツイよそのキャラ。」
美人で癖の強いこの方がフジくんのお姉さんなのか。
お姉さんは私の近くに来てまじまじと顔を見る。
近い。いい匂い。胸…。
姉「え、スッピンなの？
お肌めっちゃ綺麗じゃん。
元がとにかくいい。磨けば光るよ！！」
「え、あ、はい？」
姉「Aちゃんだっけ？私に任せなさい！」
お姉さんに全てをお任せし、約1時間ほど。
肌のケアからメイクからヘアセットから
全てをやってくださった。
レ「おぉ。だいぶ変わった。」
フ「いいね！！可愛いよ！キヨも落ちるよ！」
姉「キヨを落とすのは至難の業だけど、
Aちゃんは可愛いし素直だしきっと大丈夫！
ほら、鏡見てみて。」
鏡を見るとそこには、
いつもの自分とは違う誰かがいた。
眉毛は整えられて、まつ毛も上がっている。
お肌も白く艶があるし、
唇にもピンク色がついている。
ほんのり頬もピンクに染まっていて。
髪の毛も巻いてもらって、ウェーブがかっている。
「…誰、これ。」
姉「Aちゃんだよ。可愛いね。」
フ「うん。キヨ呼ぶ？」
レ「確かにこれで会えば確実にびっくりするわ。」
「いや、心の準備が、何にも、」
フ「あ、呼んじゃった笑」
姉「ナイス弟よ！」
「どどどどどうしよぅぅぅぅ。」
レ「まず落ち着け笑
会ってもいつも通りにいたらええやん。」
フ「ファイト！大丈夫！」
姉「こんなに可愛くなったんだもん。
可愛いって言わなかったら私が1発入れてやる！」
「ががが頑張るます。」
頑張るますってなんだ。
落ち着け。
いつも通り接するだけ。
ちょっと変わっても私は私。
……可愛いって言われるかな？
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えぬ(プロフ) - めるたそ?@低浮上さん» お読みいただきありがとうございます😭これからも楽しんでもらえるように書いていくので、よろしくお願いしますm(_ _)m❤ (2022年9月6日 13時) (
レス) id: 467f387b94 (このIDを非表示/違反報告)
めるたそ?@低浮上(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです…！ニヤケが止まりません笑 応援してます(^⸝⸝- ̫ -⸝⸝^) (2022年9月6日 9時) (レス) @page48 id: b75be880fa (このIDを非表示/違反報告)
えぬ(プロフ) - ぴこまるさん» ぴこまるさん、コメントありがとうございます😭✨この先も楽しんで貰えるように書いていくので、よろしくお願いします🙇♀️ (2022年7月14日 12時) (レス) id: 467f387b94 (このIDを非表示/違反報告)
ぴこまる - 面白すぎる😭💕ずっとドキドキする (2022年7月14日 11時) (レス) @page26 id: 00bc3c5e10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えぬ | 作成日時：2022年6月20日 1時
