無事に乗れました ページ14
自由時間中、
ずっとキヨくんとヨットに乗って過ごした。
帰りのバスはまたキヨくんとお別れ。
私の周りにいつものメンバーが集まってくる。
フ「見てたよ〜。やったじゃん！」
「無事に乗れました。
皆のおかげです。どうもありがとう。」
ヒ「いえいえ。良かったね。」
こ「キヨも楽しそうだったしな。」
レ「俺、バーベキューの時間にキヨくん見かけて、
その時ヨット誘われてたんやけど、
Aちゃんと乗るからって断ってた。」
「あの話ガチやったん…。」
キヨくんが言ってた
『誘われたけどAちゃんと乗るって断った』
何人もに誘われて、本気で全部断ったんや。
「何人もの女子からヨット勝ち取った女です。
いや、キヨくんを勝ち取った女です。どうも。」
レ「調子乗んな。」
「辛辣。」
フ「またキヨに話聞いとくよ。」
こ「何話してたか気になるし！」
ヒ「早く付き合っちゃえばいいのに。」
「ヒラくん、それはね、キヨくん次第なんよ…。
私じゃどーにもならん。」
ヒ「Aちゃんならどうとでも出来そうだよね。」
フ「うんうん。Aちゃんならね！」
こ「俺らサポートするからな！」
「頼もしいわ、ありがたやー！」
翌日。
学校に着くと何やら視線が。
コソコソと聞こえてくる話に耳を澄ます。
「5組の金髪くんと付き合ってるらしいよ。」
「いつも一緒にいるしな。
付き合っててもおかしくねーか。」
「私、キヨくん誘ったんだけどAちゃんと乗るって断られてさ。手回すの早くない？」
「友達男しかいないじゃん。不良と付き合う尻軽女？ないわー笑」
付き合ってる噂から、
友達男しかいない可哀想な尻軽女の噂まで。
「噂されまくってて怖っ。」
フ「大変なことになってんねー。困った。」
「困ることあらへんやん。」
フ「…なかったや笑」
レ「さっきの会話、絶対無駄やったわ。」
キ「それな。てか、断ったの根に持たれてる。
やべ、俺の命日になるかも。」
「キヨくん！おはよ！」
キ「おはよー尻軽女。」
「それはバカにし過ぎ笑」
キ「全然気にしてねーじゃん笑 大丈夫そうだな。」
フ「もしかして、それ気にしてこっちのクラスまで来たの？」
キ「通りがかっただけ。じゃあまた昼〜。」
そう言い残して歩いていくキヨくん。
流石に尻軽女はちょっと気にしたけど、
キヨくんのおかげで気持ちが軽くなった。
通りがかったって嘘なんやろな〜。
キヨくんの優しさにまた好きが大きくなった。
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えぬ(プロフ) - めるたそ?@低浮上さん» お読みいただきありがとうございます😭これからも楽しんでもらえるように書いていくので、よろしくお願いしますm(_ _)m❤ (2022年9月6日 13時) (
レス) id: 467f387b94 (このIDを非表示/違反報告)
めるたそ?@低浮上(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです…！ニヤケが止まりません笑 応援してます(^⸝⸝- ̫ -⸝⸝^) (2022年9月6日 9時) (レス) @page48 id: b75be880fa (このIDを非表示/違反報告)
えぬ(プロフ) - ぴこまるさん» ぴこまるさん、コメントありがとうございます😭✨この先も楽しんで貰えるように書いていくので、よろしくお願いします🙇♀️ (2022年7月14日 12時) (レス) id: 467f387b94 (このIDを非表示/違反報告)
ぴこまる - 面白すぎる😭💕ずっとドキドキする (2022年7月14日 11時) (レス) @page26 id: 00bc3c5e10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えぬ | 作成日時：2022年6月20日 1時
