After that story 4 ページ45
【 �霤� side 】
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Aちゃんが亡くなってから、
1週間ぐらい経った頃だった。
アメリカの大学から電話がかかってきた。
その内容は嬉しい知らせだったけど、
手遅れな気がして仕方なかった。
もう少し早ければ救ってやれたのに…
でもそんなことでウジウジしてられないから、
急いで薬をアメリカから送ってもらって、
望の身体に投与した。
薬を投与した翌日から、
望の身体はピンピンして来た。
今までのヘナヘナしてた望じゃなくて、
ピンピンしてた望を見れることに感動した。
望「俺だけが救われて、ええのかな？」
自分の身体が良くなるにつれ、
Aちゃんのことを思ってしまうらしい。
それは俺も一緒のことやから、
これ以上はなんも言われへん
「Aちゃんも、きっと喜んでるよ…」
望「そう…やね…あいつのことやから、笑ってそうだわ」
ふっと吹っ切れたように笑った望は、
「ちょっと寝るわ」ってすぐに寝てしまった。
副作用で眠くなる薬みたいで、
投与して少しするとすぐに寝てしまう。
眠ってしまった望を見て、
俺は望の病室を出て、休憩室へ向かった。
ピッとボタンを押せば、
ガタンっと音を立てて出てくるリンゴジュース
淳太が言ってた。
「青山さんはリンゴジュースが好きや」って
Aちゃんも言ってた。
「中間先生は紅茶が好きや」って
お互いが気付かないうちに、
お互いのことを良く知りすぎている。
知りすぎるが故に嬉しくなったり、
楽しくなったり、苦しくなったり辛くなったり…
色んな感情になるんや……
望がもう少しで退院するのが決まって、
俺の仕事も終わりに近付く
Aちゃんと望の病気は、
世界的にもとても珍しい病気
せやから、かかる人は居ない。
謎の病気専門とちゃうから、
俺はまた精神科の方に逆戻りする。
人と話すの好きやから、
別に苦痛じゃないし、むしろ良いんだけど。
でもこの病室に来ることはないから、
ちょっと寂しいな…って思ったりもする。
精神科は、精神科の病棟があるから…
グーッとジュースを飲んで、
空になったペットボトルをゴミ箱に捨てた。
ばいばい、普通病棟…
2人と過ごしたこの病棟を、忘れない。
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中間淳太の嫁になりたい( ≧∀≦)ノ - 読みながら大号泣しちゃいました｡･(つд`｡)･｡いいお話しをありがとうございました！！ (2017年10月19日 21時) (
レス) id: cb3c87db3b (このIDを非表示/違反報告)
☆◇◆◇キラキラ◇◆◇☆ - 最後、号泣でした！！ 自分の顔を鏡で見て、ヤバッって思いましたもん笑 作者さんの文才を分けてほしいです笑 感動の小説をありがとうございました (2017年8月25日 16時) (レス) id: c5654ffc91 (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - 最後泣いてしまいました 。感動するお話有難う御座いました。 (2017年8月1日 21時) (レス) id: bd3de6567f (このIDを非表示/違反報告)
はるか - 最後泣きました。続きも読みました。これからも頑張ってください。応援しています！ (2017年7月19日 22時) (レス) id: 78c85f2f85 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - 感動しました！泣きました。続きも読ませていただきました！もう、本を出して欲しいくらいです（笑）これからも、頑張ってください。応援させていただきます！ (2017年7月18日 18時) (レス) id: 45a22d77c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もえ
| 作成日時：2017年6月5日 0時
