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チーノside(続き)
ci「え〜？どないしよ……」
流石に猫が入ってきてたら不味いやろ
しかし黒猫はどこにもいく気配はない
ここにはもう小人達がいないことがわかり
さっさと部屋から出ようとしたその時
黒猫が自分の足に擦り寄ってきた
ci「え〜、連れてけってか〜？」
まぁ猫嫌いやないし
ci「……で、なんやその猫随分頭エエから
排気口の中に入ってもらって探してきてもらったんすよ」
tn「ピッキングについてはまたあとで聞くわ……」
はぁとため息をつくトントン
助けたから許してくれてもええやないすか……
em「…結局、Aさんはいなかったんですか？」
ci「ホントにそんな人おるんですか？」
まじで最近住んでる痕跡なかったんやけど
kr「………A君のことなんだけど………」
shp「あれ、なんか知ってるんですか？」
皆で一斉にクラレ先生を見た
苦い顔をして、彼は下を向く
rbr「今頃クロがいなくなってびっくりしとんのちゃうかな……」
kn「チーノ〜……」
ci「うるさいなぁ！もう！」
kr「……………チーノ君がA君の部屋に行ったときには、もう…いなかったと思うよ」
zm「？」
ci「ほらやっぱり〜」
em「ちょっと黙っとれ」
ci「いでっ」
エミさんに頭をしばかれる
なんで俺には強気でくんねん！
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
クラレside
……言いづらいな……彼らには
kr「今…A君はね」
ut「勿体振らんと教えて下さいよ！」
kr「……………」
僕は彼らに全てを話した
A君の過去のこと
孤児院のこと
自分の姉さん……孤児院のママのこと
お兄さんのこと
…その孤児院が
政府と繋がりがあること
そして、研究所に繋がりがある……という仮説も
gr「……それは…………本当ですか？」
kr「こうするとかなり辻褄が合うんだよね」
孤児院を卒業したはずの子供達が
それ以来姿を現さないこと
何故か何事も無かったかのような彼女の態度
tn「…じゃあ、Aのあの体の傷は……」
os「そういう……ことやったんか………」
ps「傷？」
kr「A君は…今……」
この研究所の中にいる
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限界オタクネキ - すごく面白いお話でした……お金払いたいです……!!ㅠ ̫ㅠ♡ (11月22日 22時) (
レス) @page23 id: 27c91382d8 (このIDを非表示/違反報告)
由依 - 神作品だぁぁぁ😍 (2022年6月26日 2時) (レス) @page23 id: 4f57f42090 (このIDを非表示/違反報告)
黒兎 - とりあえず、完結ありがとうございます。この作品他の人も言ってるけど神すぎて泣きそう、、 (2022年3月18日 17時) (レス) @page23 id: c6ec7f1a3c (このIDを非表示/違反報告)
九尾の狐@中二病陰キャ(プロフ) - 初コメ失礼します。全て読ませていただきました。とても面白くて感動しました。素晴らしい作品をありがとうございます。 (2021年10月7日 22時) (レス) @page23 id: 1dca37f2f0 (このIDを非表示/違反報告)
シアン - めちゃくちゃいい作品でした！ (2021年7月31日 9時) (レス) id: d89fb8bcc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おつきみ
| 作成日時：2019年5月6日 15時
