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gr「スマン…ナカに出してしまって……」
『いちいち言わなくていい…////』
俺が1人で歩けないと見込んだグルッペンが、俺を脱衣所まで連れて来てくれたのはありがたいが
『…自分で出来る……から……………』
シャワー浴びるくらいは自分でやらせて欲しい
頑張れば出来そうだし
風呂場には専用のイスもあるから、十分だ
何が楽しくて事後の男2人でシャワー浴びにゃならんのだ
gr「倒れられたら困る」
『受け身くらいとれるわ』
まるで何も無かったかのように会話をしているが
やっぱり気まずいわけで
『……………いつからだ』
gr「…？なにがだ」
『…いつから、俺のことそういう風に見てた？』
少しでも話さなくなると、そんな疑問が沢山出てくる
gr「……さぁな」
『は？』
gr「俺もよくわからん……
薄々感じてただけで、ハッキリとはわからん
……強いて言うなら、中学入った頃には好きだったゾ」
『……………そ、うなんだ……』
なっが………
全く気付かなかった
しんぺいに告白された時もそうだったが
俺の察する能力はほぼゼロに等しいらしい
『…体拭くくらいは自分で出来るから、先にリビング行っててくれ』
gr「わかった」
脱衣所のドアが閉まる
まだ先程の余韻が残っているのがわかった
『………………』
気持ち良かったと思っている自分がいた
性行為をするときに快感を覚えるのは人間とイルカだけだと聞いたことはあったが
まぁつまりはそういうことだろう
………鬱君があんなことになったのも少し納得がいった
俺は絶対やだけど
ぎこちなく体を動かし服を着て
グルッペンが待つリビングに向かった
gr「………」
『………』
無言のお出迎えか
俺のパジャマを着たグルッペン
何故同じものを着てるのにこうも違うのか……
人間やっぱり顔か？と思いながらじっとグルッペンを眺める
gr「…あんま見んなや」
『互いに裸見といて今更言うなよ』
グルッペンの文句に俺がすかさずツッコめば
う…と何も言い返せなくなっているのが面白くて
思わず笑ってしまう
gr「…！」
『……？なんだよ』
笑う俺を見て近づいてきたかと思えば
ギュ
グルッペンに抱きしめられた
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まるこ(プロフ) - こんなに泣く？ってくらい泣いてしまいました。素敵な作品をありがとうございます。これからも更新楽しみにしています。 (2019年3月31日 0時) (
レス) id: 1aee9b3a02 (このIDを非表示/違反報告)
なみだめ - 更新ありがとうございます。主人公生き返ってくれて良かった… (2019年3月31日 0時) (レス) id: 3af461ac0d (このIDを非表示/違反報告)
暁月楓 - 続きありがとうございます！頑張って下さい！ (2019年3月30日 14時) (レス) id: 1cdd0676ea (このIDを非表示/違反報告)
おつきみ(プロフ) - 【作者です！】皆さん感想本当にありがとうございます…！いつもニコニコしながら読ませて頂いております……！5では収まり切らず、6に突入すると思いますので…長いな！とお思いの方もいると思いますが、読んで頂けると幸いです！ (2019年3月29日 17時) (レス) id: a31619cde8 (このIDを非表示/違反報告)
堤。(プロフ) - 小説を読んでこんなにボロ泣きしたの始めてです…トン氏とグルさんとかの気持ちを考えたらもう涙腺が崩壊しました…私の語彙力がないので、この感動を言葉に表せないです…他のところでも涙が止まらなかったです…wこれからも応援しています、頑張ってください！ (2019年3月29日 12時) (レス) id: 2ab4d1e3ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おつきみ
| 作成日時：2019年3月21日 18時
