【wrwrd!】年下の彼らの面倒を見る 5(男主)

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なんで

どうして






『グルッペン…！やめろ………ｯ！』

どれだけやめるよう叫んでも



全く手を止めてくれない


むしろ、どんどんエスカレートしていく









気付けば、服が投げ出されていて


男2人、ベッドの上で裸という最悪の状況になってしまった









gr「…………」

『ﾊｧ………ﾊｧ………』





叫び疲れ、それでも誰にも助けてもらえず


我が家の防音設備の外壁を恨んだ







なにかを考えるように手を止めたグルッペン


でももう力が入らなくて

逃げることさえ出来なかった







『………グルッペン…？』


流石に様子がおかしいと思い、再び声をかける

思いとどまってくれたのかもしれない









gr「……なぁ、A」


『ん……ｯ』







俺の両手首を片手だけでで俺の頭上で抑えていたグルッペン


空いた手で、俺の腰に手を這わせた






思わず声が漏れる









『や……ｯ…めろ………んん……………！』


ヘタすると鬱君の時よりタチが悪い






gr「…俺じゃ駄目なのか………？

　 トントンじゃなくて、他の誰でもなくて




　 俺だけがAを愛しちゃ、いけないのか…？」


『あ……ぁ……………ｯ！？』






グルッペンは俺のナカに指を入れて、かき乱してくる



gr「1ヶ月も待って……直前まであんな思わせぶりな態度や言葉並べられて……」

『んん…………ｯ…』





グチュグチュという嫌な音が聞こえてくる









gr「俺に本当のこと話してくれて……期待させといて……」


『やめ……ｯ…………〜〜〜ｯ！』




意識が……飛びそうだ…………





gr「Aにとっては俺も、都合の良い人間だっただけなのか…！？」


『あぁ…………！？ちが！や…めｯ！？』





頭が真っ白になって

力が一気に抜けた







『〜〜〜〜〜〜〜ｯ……』

あぁ…俺…………





自分の身になにが起こったのか理解し、先程までの生理的な涙とは違う涙が込み上げてくる









処女……捕られた…………




男として普通ならあり得ないことで

でももし失ってしまうなら、せめて互いに了承した上で失いたかった









『…………ｯ……』

キッとグルッペンを睨む









グルッペンも俺の方をじっと見ていた


暗い部屋の中で




窓からの光に照らされるグルッペンを









俺は、怖く感じた

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