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NOside(続き)
”両親が連れて行かれた理由はわからなかった。だから、自分のせいだとも思わなかったのだ。
無知とは恐ろしい。
きっと子供は見逃してくれているのだろうと思っていたが、そういうわけでもなく
しばらくして、また例の男たちが家に来た。
すぐに地下室はバレ、妹と共に連れて行かれた。妹の泣き声を聞いて、自分の無力さが嫌になったのを今でも覚えている。
結果的に言えば、両親は生きていた。否、生かされていた…と言うべきだろうか。
身体中には傷が出来ていたし、いつものような笑顔は無かった。
そして今思えば、彼らは一種の宗教団体だったのだろう。神、というワードを何度も呟いていた。
それと同じくらい、魔女、というワードも聞いた気がする。
アイツら以外にも、似たような格好をした奴らが数人いて
また何かを呟きながら、両親と妹を横並びにして膝をつかせた。
自分も同じようにされるのだと思っていたが、何故か家族の目の前に立たされた。わけもわからず立っていた。
抵抗すれば殺されることは子供の自分でも十分わかる。今思えば、殺されるべきなのは自分だったのだが、あの時は恐怖で頭が埋め尽くされていた。”
rbr「”男に、銃を渡された。”………？」
tn「……どしたん、ロボロ」
rbr「あ…いや………」
ロボロは一旦読むのをやめると、首を傾げた
rbr「…なんか、こっからインクの色変わってる……」
sha「インク切れちゃう？」
gr「………恐らく、日にちを改めたんだろう
それだけ、ここからは苦しい過去だったんだ」
rbr「…悪い、続けるな」
”男に、銃を渡された。
そしてアイツは言うのだ。家族を殺せ、と。
出来るはずもないし、するつもりもなかった。だから、俺は首を横に振り…嫌だという意思を伝えた。
そんなものが意味の無いことと知っていても、それ以外どうしようもなかったのだ。
男は父の、足を撃った。父は膝立ちもままならず、その場に突っ伏す。
男はもう一度、俺に撃てと言った。眉間を撃てば、楽に死ねるだろうと笑いながら言ったのだ。
どうしてこんな扱いを受けなければならないのか。両親は傷付けられ、妹には恐怖を植え付けられなければいけないのか。
男は答えた。
お前が、生まれたからだと。”
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おつきみ(プロフ) - みつむさん» ；； (2021年2月10日 1時) (
レス) id: a31619cde8 (このIDを非表示/違反報告)
みつむ - 193話...号...泣......... (2021年1月18日 19時) (レス) id: 7e50eb1bc4 (このIDを非表示/違反報告)
おつきみ(プロフ) - 米さん» Twitterにてﾛ兄鬼や異世界の漫画を描いているので技術的には問題ありませんが、流石に…ね………(察して下さい(泣)) (2020年12月1日 1時) (レス) id: a31619cde8 (このIDを非表示/違反報告)
米 - 小説だけでいいんですか…？まあ、そんな簡単に作れるとは思っていません。せめて、夢の中でみれるといいなあ…。 (2020年7月6日 17時) (レス) id: 869d5f693c (このIDを非表示/違反報告)
米 - 設定がすごいしっかりしてて絶望する米です。いよいよ4まで来ました〜！そろそろクライマックス？それともまだかな？まあいいでしょ。まさかの展開に絶叫&発狂しました〜笑（心の中でね）米、思いました。漫画&アニメ化してほしい、と。これほど素晴らしい作品 (2020年7月6日 17時) (レス) id: 869d5f693c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おつきみ
| 作成日時：2019年9月9日 14時
