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ゾムside(続き)


客間らしき部屋に案内され、座るように促された

……ま、俺は座ってやらんけどな



「遠慮なさらず!さぁさ!おかけになってください」

zm「……いや、結構や」

『一応護衛として来て貰っているからな…すまないが、彼らは立ったままでも許して頂きたい』


「…えぇ、それなら、構いませんが……」








……てか、マジでこいつアホか?

こっちは3人やのに、なんで呑気にそこ1人で座っとんねん



見たところ結構位高そうやし、人質にでも取ったら使えそうやな……






なんて考えていると、Aが話し出した


『…それで、今回ここに来たのは……』

「グルッペン・フューラーのことでしょう?」

『……!』


zm「……!?」

shp「…………」


意外にも早くグルッペンの名前が出たことに対し、俺達は動揺した

思わず相手を睨みつける





「ハッハッハ!まぁそう睨まれても困りますよ!……我々国幹部、ゾム殿に…ショッピ殿?」

shp「な……ッ!」






なんで

こいつ……気付きよったんか!?


……俺は普段幹部として公に出ることは無かったから、知られてへんはずなんに……!?





「いやはや、商人から買い手がついたと聞いたときは本当に驚いた……しかもまさか、スカーレット様だとはねぇ」

『……それなら話が早い

 グルッペン・フューラーをこちらに譲ってはくれませんか?』


「譲る……?」






男はそう聞き返したあと、デカイ笑い声を部屋に響かせた

……ムカつく奴やなぁ




「まさか!?いくら貴方様でもそんなことは出来ませんよ!」

『金ならいくらでも出しましょう………必要であれば、いくらでも』

「ほぅ…それはそれは…?」


すると男は、Aを舐め回すように見始めた

…まるで、商品を見定めるように





「…そうですねぇ…まぁ折角ですし、本人に会って頂きましょうか」

『……………』


「無いものを売られても困るでしょう?」

『…そうだな』



男はにやりと笑うと、俺達についてこいとでも言うように部屋を出た

Aもそれについていく









……なんか、いやな予感がする

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おつきみ(プロフ) - 米さん» ありがとうございます……えへ (2020年12月1日 1時) (レス) id: a31619cde8 (このIDを非表示/違反報告)
おつきみ(プロフ) - KAINkunさん» 修正致しました。ありがとうございます! (2020年12月1日 1時) (レス) id: a31619cde8 (このIDを非表示/違反報告)
KAINkun - 141ページの「予備」の字が「呼び」になってますよ (2020年11月7日 15時) (レス) id: b78a3cc888 (このIDを非表示/違反報告)
- 朝起きて着替えもせず、すぐにこの小説を読んでしまう、米です!何故こんな素晴らしい作品を作れるのですか…?!おつきみ様の作品…神…!!!! (2020年7月5日 9時) (レス) id: 869d5f693c (このIDを非表示/違反報告)
おつきみ(プロフ) - あららさん» 毎日!?ありがとうございます… 小説を書くコツは、自分も素人なのでこれといって思いつきませんが、色々な方の小説を読んで日々学習しています!お互いに楽しみながら頑張りましょう……! (2019年8月28日 11時) (レス) id: a31619cde8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おつきみ | 作成日時:2019年8月15日 11時

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