【wrwrd!】負けた彼らは買われた(軍パロ)

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ひとらんside



ht「庭……なんか寂しいね」

kn「ん？あー……」


部屋の掃除をしながら、コネシマとぽつぽつと話をする

ぺ神がくれた痛み止めのおかげで、動きに支障はそこまでない






kn「俺達の城の庭は、ひとらんが色々と植えとったからな」

ht「うん……」





窓を拭いているとき、ふと外を見ると

周りが木々で囲まれているのがわかる


……森の中なのかな








しかし、よく見ると設置された花壇には何も咲いておらず

ただ好き放題生えた雑草だけが目に入った



……また、花育てたりしたいなぁ……









　
　
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
gr「花壇？城の庭にか」

ht「うん……来客が来るとき、少しでも庭が彩られてる方が良くない？」


gr「うーん……まぁそれもそうだな

　 わかった、庭はひとらんの好きにしてもらって良いゾ」


ht「ほんと！？」


gr「あぁ」









　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
……本当は、戦いの合間の休息が欲しかっただけなんだけどね

駄目って言われるかと思ってたから、許可を貰ったときは結構嬉しかった








マンちゃんやトントンも、花壇を見て喜んでくれて

ロボロと時々花壇で話をした




他にもヒヨコとか、兎とかも飼ってたなぁ……









……外道丸も……………


どこに行っちゃったんだろう……









kn「もうこの部屋はエエやろ」

ht「そうだね…だいぶ綺麗になったし」


kn「はぁ〜疲れるわ〜……」




普段から身の回りの掃除とかしてこなかったコネシマ

流石に疲れたみたいだ







kn「…なぁ、ひとらん」

ht「ん？」


kn「なんで皆、アイツのことあっさり受け入れてんねん

　 いくらぺ神の知り合いやからって、赤の他人やぞ？」





ht「………」




kn「そりゃあ置いてもらうんはありがたいことやけど、あのスカーレットとか言うやつ……武器も持ってんねんで？

　 安心しろ言うてもなぁ〜………」









A･スカーレットさん……

歳を取っているようには見えないけど、どこか貫禄のようなものがある…


………それも、グルッペンみたいな







喋り方も、雰囲気も

どことなくグルッペンに重なるところがあって……変な気持ちだ






だからこそ、無意識に信用しようとしているのかもしれない



……彼は……グルッペンじゃないのに

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