【wrwrd!】負けた彼らは買われた(軍パロ)

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No side(続き)



em「………ﾊｧ、ﾊｧ、ﾊｧ………」


ci「ﾊｧ………な、なんやねん…これ………！」


ut「アカンな…もう城に入ってきとる」




銃を構えて、背中を預けるようにして立つ3人

大先生はこの状況を伝えようと、耳元のインカムに手を伸ばした









ut「…こちら、鬱

　 城内に敵が入ってきとる……グルちゃんの首狙っとるで、これは」




tn〈こちらトントン

　 今、誰かと一緒におるか？〉


ut「チーノとエーミールが一緒におるで……どしたん？」



tn〈…………そのまま、固まって動け

　 今回の敵、今までと格段に違うで〉









トントンの声色は、いつにも増して緊張感があり

そしてそれは…彼らによくわかった









　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

　
　
　
shp「………か……は…ｯ」

kn「ショッピ!!!!!……クッソ……！」



邪魔や!!!!!と叫ぶと、彼は手に持っていた剣を豪快に敵に振った






彼……コネシマの視線の先には


地面に血を流して膝をつく後輩の姿









すぐにでも助けてやりたい

しかし、周りの敵がなかなか減らなかった




倒しても倒しても、どこからか湧いてくる敵が

彼らの行動を妨げる









かく言うコネシマも既に銃弾に打たれ、動くだけで全身が痛んだ

それでも戦い続けるのは………彼に、心がある証拠だ









kn「ﾁｯ、しつこい…！」



足元には何体もの死体

それを気にする暇も無く、彼は敵に矛を向ける









　
　
　
　
　
　
　
　
　


　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

　
　
　
　



　
　
　
　
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　
sha「……う、嘘……やろ？」


幹部しか知らない、秘密の入口

その先にはロボロがいる監視室があった









辺りを警戒しながらシャオロンが足を進めると


既に誰かが入った形跡が見られた









sha「ろ、ロボロ!!!!!!!!!!」




つい我も忘れ、急いで監視室に入ると

血塗れのモニターが目に入った









そして…その椅子には









　
　
　
　

　
　
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　
rbr「………うｯ」


苦しそうに息をするロボロの姿が






sha「ロボロ！」

rbr「すまん……インカム、壊れて…もうたわ………」


sha「そんなことええねん！は、早く止血を……ｯ！」

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