【wrwrd!】多分俺がヒロインです(男主)

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os「……そっか」


じゃあ、と言ってオスマンさんが手を出してくる





os「俺とAがただの”知り合い”じゃなければええんやな？」

『え』









オスマンさんは俺が手に持っていた箱を取り、そのままネックレスを取り出す


そして俺に顔を近づけてきた






反射的に目を瞑る









　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
os「……やっぱり、似合っとる」

『………？』


os「ネックレス」







俺が目を瞑った隙にネックレスを付けたようで


視線を向ければ、綺麗に輝くネックレスが見えた







os「折角選んだんやから、受け取って欲しいな？」


そう言って微笑むオスマンさん









……突き返すのも、失礼だろうか









os「A」


『は、はい』





os「Aにとって俺はただの知り合いとか友人なんだろうけど……









　
　

　
　

　俺は、それ以上を望んでるから」


覚えといてね？









　

　
　
　
　
　



　
　
ﾁｭｯ









　
　


　


　




　
　
ふと、額に体温を感じた

それに伴って聞こえてくる音は、気のせいでは無いのだろう









『お、オスマン……さん』


いきなりすぎて、頭が上手く回らない







os「……じゃあ、また……ね？」


俺の呼びかけを無視して、オスマンさんは歩いていってしまった









　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
『お……オスマンルート…………』





過激すぎるわ

というよりは大人過ぎる……大学生だってば俺！







なんだろう……こう……

上手く恋愛が出来ないキャリアウーマンにしてほしかったからな？今の


月9で出来そう









もう見えない背中をぼんやりと見つめ

俺はマンションの中へと入った









オスマンルート……恐るべし……………

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