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tn「そ…そういうわけや…
ない…………けど…」
大丈夫かトントン
純粋すぎるだろ…
今度からトントンにイタズラするときは耳に息吹きかけてやろう…
とか考えていたら、ゾム君がニヤニヤと笑って話し始める
zm「なんやぁ〜？トントン
俺にAさんの料理食われるの嫌なんや？」
『え』
なんで…？
zm「Aさんはまだ気付いてへんのでしょうけど
トントン、かなりAさんのこと好いてんで？
弁当、味わいたいからって言ってここ1週間無言で食うとったし」
せやから俺も食ってみたいと思ったんすよ？、と終始ニヤニヤしてゾム君は言う
『…ほ〜？』
なんだトントン
お前はいつからそんなに可愛くなったんだ
もとから良い子だとは思ってたけど
zm「…ちゃんと自分で言わんと、俺が全部言うてしまうで？トントン」
tn「…おん」
え
なに
告白される前みたいなこの空気
めっちゃ緊張すんだけど…
tn「あ…あんな…？A…」
『ｱｯはい』
動揺してんのバレバレだけど
多分トントンはそれどころじゃ無いんだろう
全くこっちを見ない
tn「…Aは、誰にでも同じように優しいし
それでいて飯はめっちゃ美味いし
さっきも…外みたらコネシマとシャオロンの頭撫でとって…」
見られてたのか
ごめん2人とも
多分あれ公開処刑状態だったわ…
tn「…凄い女々しいかもしれんねんけど…
嫉妬、した…」
『…嫉妬…？』
…めっちゃ可愛いじゃん…
天使が…大天使がいるわ…ここに
俺は頬が緩むのを感じながら、トントンの頭を思い切り撫でてやった
もっと早く助けてあげられたら良かったのに
そんな後悔を残して
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作者名：おつきみ
| 作成日時：2019年1月19日 21時
