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平日のうちに片付けを済ませ、今日は土曜日
トントンは部活に行った
『疲れた…』
本当に色々疲れた
もともと文化部だったせいか周りの奴らより体力はなく
更にこれといって体を動かすような趣味も無かった
…暇だな…
チラッと時計を見ると、まだ10:00
そのままテーブルに目をうつすと
トントンに渡すはずの水筒とお弁当
『え』
中学校だし、すぐに行けばまだ間に合うかな
そう思って家を出た
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
トントンside
平日に片付けを終わらせることが出来た
Aさんに…いや、Aに手伝ってもらったからだ
アップを終え、休憩に入る
zm「平気か？トントン」
tn「おん！今のところはなんも無いわ」
zm「無理すんなよ？」
お前、抱え込むタイプやからな
そう言ったあと、ゾムはボールを触りに行った
バスケ部にはゾムが誘ってくれた
俺の足がデカいから、身長が高くなると見込んで声をかけたらしい
シューズやジャージを買うのにお金はかかったが
あの家にいる時間が少しでも減るなら、と始めた
案の定、バスケ部に入ってからは背がぐんぐん伸びてきた
もとがあんまり大きく無かったから、まだ標準程度やけど
やってるうちに楽しくなって
練習はキツいけど
続けたいと思った
ゾムには感謝している
tn「あれ」
zm「？」
どしたん？と近づいてくるゾム
tn「あかんわ…
水筒と弁当、忘れてしまったわ…」
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作者名：おつきみ
| 作成日時：2019年1月19日 21時
