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あの後、もう真夜中だったが俺は自宅に戻った
どうせ目の前だし
おばさんには
「また来てね」
と言われた
とりあえずグルッペンは俺を嫌いになったわけでは無いことがわかり
気まずい雰囲気にはならなくて済みそうだな
とは思う
梅雨明けしてから
テストがあり
球技祭があり
文化祭の準備が始まり
なかなかに忙しく、でも充実した日々を送っていた
多分
1学期の学期末テストが終わり
特に部活には入っていなかったため
家に帰った
高校は中学校とは反対側だったので
中学生と鉢合わせることもないし
しばらく彼らの顔を見ることは無さそうだなと
そう考えていた矢先に
事件は起きた
目の前で青い顔をするグルッペン
それをなだめるひとらん君
ボロボロに泣くシャオロン君
無言で寄り添う鬱君
目の焦点があっていないコネシマ君
それから初めて見る少年が2人いた
ここは病室
ベッドには
あの日のように
ボロボロになったトントン君が寝ていた
酸素を取り入れる機械を付けられ
腕には何本もの管が着けられて
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作者名：おつきみ
| 作成日時：2019年1月19日 21時
