【wrwrd!】年下の彼らの面倒を見る(男主) (ページ21)

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しばらくして

学校に戻った

すぐに戻ってもよかったが

色々と整理していたら時間をくっていた

友人に心配されたが

『大丈夫』

全てその言葉で終わらせた

学校からの帰り

中学校から帰ってきたグルッペンに会った

グルッペンは俺を見つけると

なにも言わずに横に来た

『……………』

gr「……………」

なにも喋らないため、沈黙が辛い

ついこの間まで、避けてたくせに

そのまま歩く

gr「…トントンに」

『？』

gr「トントンに、制服をあげてくれて…
　その…

　ありがとう…」

『？…うん』

どうしたいきなり

お前はトントン君の保護者か

gr「トントンの、親…
　もう最近、帰ってこらんのやって

　だから暴力も振るわれてない」

『…そう』

それを俺に報告してどうするんだ

もう

関係ないと切り離したのに

とにかく話題を変えたかった

『新しく友達は出来たのか？』

…親か俺は…

でも、それくらいしか聞くことも無かった

gr「…う、ん…………出来たゾ」

俺が突然聞いたから、戸惑うグルッペン

こういうところは変わってないな…

『…良かったじゃん』

家の前についた

互いに手を振るわけでも無く

無言で別れた