才色兼備 ページ7
その後も順調に正解を重ね、いつの間にやら6人抜きをしてしまった。
ヒ「やっぱり緊張してないんじゃないの?」
山「そう絶好調じゃん」
とMCの二人から聞かれ、
「いつもなら、負けているところも3人がいるからか上手く攻めれているのかなと思っています。」
と答えた。本当にそうなのである。
「どうかな?」
と思う所でも、
「みんながいるから大丈夫!」
と支えてもらっているような感覚なのである。
しかし、次は一筋縄ではいかないようだ。
山「続いては、竹俣紅!」
『東大王キラー』と呼ばれる彼女は、攻めの姿勢をいつも絶やさない。少しでも、守りに走れば、その矛で貫かれるだろう。
山「さぁ、紅ちゃん!少しピンチだけど大丈夫?」
と山里さんが聞く。
竹「そうですね、相手は、今回初登場なので、東大王の経験では、私の方が上なので勝ちたいなと思っています。」
そう言われると、何か胸に突っかかった。
私は、あなたの目には弱い人間に見えてるの?…
…それは、嫌だ。颯や鶴ちゃんには、高校からクイズを教えてもらっていた。もしここで、初心者である紅ちゃんに負ければ私だけでなく、2人の顔にも泥を塗ってしまう。
「なめないでくれませんかね。」
ボソッと言ったその言葉は、私の本心だった。
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六花 - ありがとうございます!頑張ります! (2018年4月2日 21時) (レス) id: 51882c5eff (このIDを非表示/違反報告)
柚蘭(プロフ) - 希望した話書いてくれて嬉しいです!!自分のペースで、更新頑張ってください!!楽しみに通知待ってます! (2018年4月2日 15時) (レス) id: 4e90cc0be4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:六花 x他1人 | 作成日時:2018年4月2日 9時