私の中の誰かが ページ16
「ちょっと休憩しようかな…」
大きく伸びをしながら、そう放った。
ここは、私が一人暮らしをしている部屋
私が何かを言っても反応する人はいない
休憩がてらに勉強中に見ていなかったLINEを見る
すると、
伊「Aちゃん次の日曜日空いてる?」
と来ていた。
「次の日曜日か…空いてたっけ…」
急いで手帳を開き、確認する。
「空いてるじゃん!」
その日は、案の定授業やバイトもない日だった
「空いてますよ〜」
と返すと、すぐに、
伊「Aちゃんどこに行きたい?」
と来た。
「行きたいところ…」
最近は色々忙しく、大学、家、図書館、スタバを回ってばかりだった。
「何年も行ってない遊園地とかかな…」
と思い、
「遊園地に行きたいです!」
と送った。
「遊園地…懐かしいな…いつ行ったっけ?」
最後に行ったのは、高一の時に颯と鶴ちゃんといっしょに行った時
鶴ちゃんがコーヒーカップ回しすぎて、颯が気分が悪くなって、
水「もう一生コーヒーカップには乗らない」
なんて言ってたなぁ
そんなことを思い出すと、何か胸につっかえるものがあった。
私と伊沢さんだけでいいのか…
2人もいっしょに遊びたい。
そんな葛藤が出てきた時に、
伊「分かった!じゃあ、8月19日のAM8時30分に新宿駅集合!」
ときた。
私は、
「伊沢さんが誘ってくれたんだ。楽しもう!」
と思いながら、
手帳に予定を書き込んだ。
「よーし!勉強再開するぞ!」
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六花 - ありがとうございます!頑張ります! (2018年4月2日 21時) (レス) id: 51882c5eff (このIDを非表示/違反報告)
柚蘭(プロフ) - 希望した話書いてくれて嬉しいです!!自分のペースで、更新頑張ってください!!楽しみに通知待ってます! (2018年4月2日 15時) (レス) id: 4e90cc0be4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:六花 x他1人 | 作成日時:2018年4月2日 9時