幼女審神者は愛される。

新しい日常 十五（鬼ごっこ） ページ23

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ピーーーーーーッ！！！




光忠の鳴らす、終わりのホイッスルの音が本丸に響き渡る。




その頃、長谷部とA、にっかりと乱、毛利と薬研は___







まずは、薬研藤四郎…



薬「くっそぉぉぉぉぉおおおお！！！！」


毛「ふっふーん！僕のこと、なめないでくださいよ！小さい子のためなら、なんだってできるんですからね！長谷部さんより、速く走れますよ！」


薬「や、だから！俺っちの方が身長高いんだって言ってるだろ…！」


毛「そこを気にしたら、負けですよ。」


薬「なんなんだよ…。あ、そーいえば、Aはどーなったんだろーな。」


毛「さぁ…。僕は知らないです。それにしても…この本丸は、みんなAのことが大好きですよねー。」


薬「いや、当たり前だろ。主だからってのもあるかもしれねぇが、なんか、こう、守ってやりたくなるっていうか…。」


毛「まぁ、それは同感です。可愛いですもんね、Aは。」


薬「そーだな。」



毛「はぁ、疲れましたし…。ここでちょっと休んでいきましょうよ。」


薬「そーしようぜ。俺っちも、疲れた…。」









次は、乱藤四郎……



乱「やったやったー！ふっふーん！ボクの方が速いんだからね〜！」


に「はぁ…結局、捕まえられなかったな…。本当、残念だよ。」


乱「…本当に残念だって思ってる？」


に「さぁ？どうだろうねぇ。」


乱「なんか…勝った感じがしない…。」


に「ふふっ。(本当はものすごく悔しいんだけど、今は言わないでおこうかな)」




乱「Aも、逃げ切れたのかな？」

に「さぁ？まぁ、逃げ切ってそうだけどね。」

乱「長谷部さんに追いかけられてないといいんだけど…。」

に「彼、すごくやる気出してたからね。」

乱「大丈夫かな…。」









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