106つ目の星 ページ6
勉強、体術、家事
マンツーマンで行われる定期的なテスト、どこに行くにも常に一緒にいるシスター
「…いいわ。次よ」
『はいっ』
「
来る日も来る日も同じことを繰り返すシスター養成所の生活は気を狂わせるには十分すぎる
そしてそれらのせいで少しずつ感情が消えているのは自分でも重々承知していた
「…またフルスコア」
『ありがとうございます』
「別に褒めてないわ…次よ」
シスターは私のことを恨めしそうに見つめてから次にやる体術のテストの準備を始めた
まずここに来てから驚いたのは、全く窓がない事だった
シスターの話ではここは地上にあるはずなのに、ひたすら続くのは無機質なコンクリートの空間
閉鎖された空間では朝も夜もわからないので段々と時間感覚が狂っていく
時間を知る唯一の方法はシスターに聞くか、部屋に置いてある懐中時計を見るのみ
「…っ」
『ありがとうございます』
シスターが床にたたきつけられる音で我に返る
養成所での生活は終わらない
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夜矢七星(プロフ) - はるさん» ありがとうございます!更新する気はあるんです!あるんです…けど話のつなぎ方に悩んでしまい続かず…( ´・ω・`) 本当に気が向いたら更新すると思うので、その時は読んでくださると嬉しいです! (10月11日 6時) (レス) id: fa744514d9 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 初コメ失礼します!!この小説大大大大大好きです!!これからも頑張ってください!!応援しています!! (10月9日 10時) (レス) @page5 id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
夜矢七星(プロフ) - LEさん» 返信遅くなってしまってすみません💦ありがとうございます! (6月3日 11時) (レス) id: fa744514d9 (このIDを非表示/違反報告)
LE(プロフ) - 一気読みしてしまいました!めっちゃ面白いです。続き楽しみにしてます、更新頑張ってください! (2023年1月11日 21時) (レス) id: 26edab818d (このIDを非表示/違反報告)
夜矢七星(プロフ) - カケオレさん» ありがとうございます!これからも宜しく御願いましす〜! (2022年9月26日 8時) (レス) id: fa744514d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜矢七星 x他1人 | 作成日時:2022年6月11日 8時