103つ目の星 ページ3
No side
「立て、54194」
配管やコンクリートがむき出しになった部屋で1人しゃがみこんでいた少女は伏せていた目をあげる
「ついてこい」
あの日、あの時、あれだけ恐ろしく見えた怪物を目の前にしてもルナは僅かに表情を強ばらせるだけだった
「連れてきました」
「ありがとうございます。入りなさい」
ここは第3プラントの真逆に位置するGF農園の本部
窓も出口も見当たらない無機質な廊下の一角に現れた一際目を引く扉に、あとを着いてきたルナは目を見開いた
そしてその先に佇む一人の女性
説明無しにも彼女が全てを指揮しているのは明確だった
「では、失礼します」
「ご苦労でした…54194、入りなさい」
ルナはここに来てから嫌という程聞いた番号が刻まれた首筋を1度撫でる
そして何かを決意したように顔を上げると、部屋の中に消えていった
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夜矢七星(プロフ) - はるさん» ありがとうございます!更新する気はあるんです!あるんです…けど話のつなぎ方に悩んでしまい続かず…( ´・ω・`) 本当に気が向いたら更新すると思うので、その時は読んでくださると嬉しいです! (10月11日 6時) (レス) id: fa744514d9 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 初コメ失礼します!!この小説大大大大大好きです!!これからも頑張ってください!!応援しています!! (10月9日 10時) (レス) @page5 id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
夜矢七星(プロフ) - LEさん» 返信遅くなってしまってすみません💦ありがとうございます! (6月3日 11時) (レス) id: fa744514d9 (このIDを非表示/違反報告)
LE(プロフ) - 一気読みしてしまいました!めっちゃ面白いです。続き楽しみにしてます、更新頑張ってください! (2023年1月11日 21時) (レス) id: 26edab818d (このIDを非表示/違反報告)
夜矢七星(プロフ) - カケオレさん» ありがとうございます!これからも宜しく御願いましす〜! (2022年9月26日 8時) (レス) id: fa744514d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜矢七星 x他1人 | 作成日時:2022年6月11日 8時