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「さすが大企業だね。」
栗山「だな。
大きい病院だ。」
「市内で１番大きいって言ってるからねー
小さいころから通ってるから知っている人多いよー」
栗山「なるほど。」
就職試験。
一応いうけど、超小声。通ってる病院の入社試験はなんだか照れる。
？「じゃあ、次は面接試験をします。
まずは栗山さん、準備お願いします。」
栗山「はい。」
しばらくして、人事課の人が来て呼ばれる。
次、面接か・・・・
栗山がいなくなって、１人。
ドキドキが強くなった。血糖低くなるな・・・・大丈夫かな。
面接終わったら、アップルパイ解禁しようかな。半分は仕方がないから栗山にあげよう。
？「じゃあ、藤中さん準備お願いします。」
「はい。」
栗山が戻ってきて、呼ばれた。
「失礼します。
エイト短期大学、保育科２年、藤中Aです。よろしくお願いします。」
？「どうぞ、お座りください。」
面接は院長と園長先生らしい。
いろいろ聞かれた。
んー？見たことあるぞ。
？「えーと、院内保育所園長の高橋です。
ここからは合否には全く関係ないんだけど、診断書のことを聞きたいなって思ったんだ。
でも、Aちゃんのことはよく知ってるから大丈夫。
今は低血糖になって意識なくなることはある？」
あ！！しんじさんだ。小児科の。園長先生になったんだ。
あ、質問質問！
「今は、低血糖になっても頭が痛くなったりはしますが意識は飛ばすことはありません。
ただ、もしもの時にクッキーとかの糖分がはいったものを携帯させていただきたいです。
子供たちに見えないところで食べますので・・・・
インシュリンは休憩時間にできるように調整します。」
慎治「ここは病院だし、何かあっても大丈夫。
お菓子の件はもちろんオッケー。通院もできれば仕事を休まないで行けるように配慮する。
ただ、部署のことなんだけど、小児病棟の保育士も足りないからしばらくは小児病棟の方でって考えています。
金子もいるしね。主治医いたほうが安心やと思う。
栗山君は院内保育所だから別々になっちゃうけどな。
それは理解してほしい。
だけど、Aちゃん・・・・いや、もう藤中先生やな。
藤中先生が来てくれてうれしい。採用でいいですよね、菅野院長。」
菅野「もちろんです。
後は手続きの話が人事課からあるからそれを聞いて帰ってください。」
就職決定！！
安心したしうれしかった！！
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作者名：さくらさん | 作成日時：2018年10月22日 19時
