小さな診療所second９ (ページ30)

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「はぁ・・・・

あ、すみません・・・・」

西原「大丈夫？今日は練習、もう終わりにしたら？今日はもう結構打ってるよ。」

「悔しいんです。オーバーでとれないのが。リベロなのに・・・・」

西原「とりあえず、座ろうよ。俺が疲れた。笑」

練習終わり。
ちょうど開いていた、西原コーチにサーブを打ってもらう。オーバーでとれないのが悔しい。
とりあえず、スタメンに入るにはそれが第１条件。
厳しいとは思うけど来たからにはスタメンで出たい。

西原「片原変わったよな。あ、いい風に。

前はなんか、元気なくて、おどおどしててさ。練習の意欲も変わったし。
荒治療が良かったんじゃない。笑実家に帰りたい気持ちわかるけど。落ち着くし。
なかなか、うまくいかない気持ち、すごくわかる。
でも、片原のガッツあるプレー。俺は好きだよ。
リベロだからって、落ち込むことはないよ。実際だんだんオーバーでとれるようになってるし。
そこは監督も評価してると思うよ。じゃないとあんなに口うるさく言われないと思う。笑

悔しいよな。笑

いくらでも付き合うから。でも、無理だけはすんなよ。俺のためにも頼む。笑」

「ありがとうございます。」

西原「なんかおごれよ！！」

「１００円の水でいいですか？笑」

西原「せめてジュースにしてくれ。笑」

なんか、またすっきりした。

あせらない。それがいつか、できるようになることにつながる！