小さな診療所second９ (ページ28)

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「はぁ・・・・眠い、オフの次の日の練習はつらい。」

廣瀬「わかる！！そんな時は・・・・これ！！」

「何これ！！あ！フィッシャーズでやってたやつだ！！」

廣瀬「そうそう！！これをね、ここのパソコンに置いてみようと思う！」

古「なになに！面白そう！！」

練習前の一コマ、七海が面白いものを持ってきた。
黒いインクをこぼしたように見せかける、道具。

「さりなさんもやりましょ。」

面白い。いたずら。

廣瀬「これをこうしてと・・・・」

古「すごい！！マジで見える！！リアル～」

「ナイス！」

金子「何がナイスだって。なぁ。」

『(やべっ！！)』

金子監督にばれて、やばい。
きょろきょろして、逃げれる場所、発見！！

？「ん、なんで、俺の背中。」

「タスケテクダサイ。やばいんです。」

古「お願いします！！」

西原コーチのところに逃げる。
年も近くて、話すことが多い、優しいコーチ。

西原「さては、またいたずらしたんだろ。笑」

金子「正確に言うと、西原コーチのパソコンにいたずらしようとしていたというのが正しい。
さぁ、出て来い。」

『・・・・』

西原「いたずらか～いよいよ俺のところに来たか！！」

金子「そういう、のんきな感じでいいのか？パソコン、インクだらけだぞ。
さぁ、３人から離れて。」

『(やばい！！)』

西原「見てきます！！」

あー西原コーチ・・・・

金子「わかってるんだろうな。
３人とも覚悟してやったんだろうな。」

逃げ場がなくなって、やばいと思ったら・・・・

西原「すげぇー！！こうなってるんだ！！これ、ユーチューブでやってたやつだ！！」

西原コーチもわかっていた！！

金子「なんでこんなにうれしそうなんだ。」

首をかしげる監督に七海が一言。

廣瀬「監督、時代遅れてますよ。笑」

金子「はぁ！？俺、監督の中で１番若手だぞ！！

ごほん！！とにかく、今日はサーブとレシーブの練習やるから覚悟しておくように！！」

「私もサーブ！？」

金子「そうだ！！」

うひょーサーブかー

かな「またやってる・・・・」

塚田「３人とも懲りないなぁ・・・・」

上野「今度は西原コーチにやっても監督が目光らしてるから大失敗しそう・・・・」

かな「さーて、今度の被害者は誰かな。」

上野・塚田『だれだろう・・・・』