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柳田「麻酔の準備お願いします。」
「２２ゲージでいいですか？」
柳田「はい。
まだ痛いことしないからね。」
手術の日が来た。
なんだか緊張する。お母さんも廊下でどういう気持ちで待ってるのかな。
「準備できました。」
柳田「じゃあ、頑張ろうね。すぐ終わるからね。」
？「・・・・」
「緊張するね。ゆっくり深呼吸しようか。
すってーはいてーそうそう！！」
柳田「痛いね・・・・ごめんね・・・・
よし、もう痛いところ終わったよ。また痛くなったら教えてね。
始めます。」
「はい。」
麻酔が終わって、切開される。
意識あるから、不安だろうね。
柳田「ライト、もう少し、右に寄せてください。」
「はい。
痛くない？」
？「うん・・・・」
「今ね、中のできものとってるからね。」
剥離している。
ここが１番重要。
柳田「後、縫って終わりだからね。
お母さん呼んでもらおうね。」
「行ってきます！！」
終わりが近い。無事に腫瘍は取れた。
金子「今、どんな感じ？」
「腫瘍は摘出して、縫合してます。」
金子「よかった・・・・」
お母さんを呼びに行こうとしたら、金子先生に会って、聞かれて、答えたらほっとしていた。
「鈴木さん。手術、終わりそうです。どうぞこちらに。」
？「はいっ・・・・」
お母さんもほっとしていた。
手術は終わった。
柳田「ありがとうございました。」
「こちらこそ、ありがとうございました。
無事に終わってよかったですね。」
帰り道、柳田先生に会った。
柳田「はい。後は病理でいい結果が出るといいな・・・・」
「ほんと、そうですね・・・・」
後はそれだけ。
結果は２週間後。研修が終わってからだというのが少し悲しい。
異常がなくてほっとするところを見たかった。
異常ありませんように・・・・
結果は出ないまま、自分の研修は終わってしまった。
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作者名：さくらさん | 作成日時：2018年10月22日 19時
