小さな診療所second８ (ページ6)

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「お願いします・・・・」

大宅「こんにちわーあ、栗さんもいたんっすね。」

栗「引継ぎね。
頼むよ！傷口きれいにしてあげて！！」

大宅「頑張ります～

で、指、包丁で切っちゃったんだね。診せてください。」

「あっ、はい。」

チャラそうな先生。でも、イケメン。

大宅「これなら、抜糸して、テーピングで頑張ってみましょうか。
少し残っちゃうかもしれません。そしたら、傷口をきれいにする手術もできます。

とりあえず、抜糸してみましょう。

湧さん、テーピングで行きます。」

湧「オッケー」

抜糸、緊張するな・・・・

大宅「糸、とっていきますね。」

意外ととれるの早い。

うわっ・・・・震えてる・・・・

大宅「怖いですか？笑
目つぶってたら、すぐ終わりますよ。」

「見たいんです・・・・」

大宅「大丈夫？」

栗「これは大丈夫！！見たほうが安心なんだって！！
抑えていい？」

「お願いします・・・・」

栗「オッケー！！」

ぬるぬると取れていく。
すごいなぁ・・・・

大宅「もう少しで終わるから。

はい、終わりました。テーピング貼っていきます。」

傷口、ふさがってるのが安心。

大宅「じゃあ、また1週間後に来てください。
テーピングは２日に１回は取り換えてください。
後は、救急外来で指導されたことと同じことしていいよ。

何か、心配なことがあれば、いつでも連絡してください。
できれば平日の日中がいいけど、夜や土日でも病棟につながるようにしとくから大丈夫！
俺がいなくても戸嵜先生っていう俺の同期の先生と米山先生が２人いるから安心して！！」

最後、ざっくりしてたけど、いい先生だ。