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深津ｓｉｄｅ
関「お疲れっす。」
「うん。お疲れ。」
１０時間のオペが終わる。
入ったのは朝なのにもう夜。疲れたな・・・・
「後は、経過だな。」
関「そうっすね。」
ＩＣＵから呼び出しもないし、しばらく休憩だな・・・・あれ。電話。
「関田、俺の携帯とって」
関「はいはい。」
関田を使って、携帯を受け取って、出る。
「もしもし。Aちゃん。どうしたの〜」
いとこから電話だった。
Aちゃんは大学病院の看護師。
関田の彼女・・・・
A「臣ちゃん・・・・胸が痛い・・・・苦しい・・・・動けない・・・・」
え・・・・うそだろ・・・・
「え・・・・わかった・・・・とりあえず、救急車・・・・Aちゃん！？しっかりして！！」
A「助けて・・・・」
「Aちゃん！？」
どうしよう。
関「臣さん変わってください。早くっ！！」
「お、おう・・・・」
関田に渡す・・・・
関「A！？今家！？
よし！！わかった！！すぐ行く！！臣さん！！行きますよ！！それから救急車呼びましょう！！」
「う、うん・・・・」
だめだ・・・・冷静さがなくなった。
家までは歩いて２分・・・・でも長い気がした。
「Aちゃん！？」
関「A！？どこが痛い！？胸か！？ちょっと触るぞ。」
俺は、手を握ることしかできなかった。
関「臣さん！救急車！！早くっ！！
気胸おこしてる！打診の時のこの音っ！！うちに運べるように手配お願いします！！
Aがんばれ！！」
A「せきた・・・・かよっ」
関「こんな口叩けるなら大丈夫だ。笑 病院行くまで意識飛ばすなよ。絶対助けるから。
胸打ったのか！！ほかのところも見るぞ。」
胸打っちゃったのか・・・・
「救急車お願いしますっ・・・・」
栗「え！？臣！？なしたの！？」
「救急車・・・・いとこが・・・・」
栗「Aちゃんがなしたの？」
何故か栗さんの声がする。
「急に倒れて・・・・関田が見てて・・・・気胸が・・・・」
栗「わかった。受け入れ準備しておく。
救急車も俺が呼ぶ。家だろ。
臣、落ち着いて。大丈夫。身内がこうなるのはつらいけど・・・・大丈夫。」
「はいっ・・・・」
救急車が来て、運ばれる・・・・
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作者名：さくらさん | 作成日時：2018年9月25日 19時
