小さな診療所second８ (ページ1)

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１に乗り越えること。２に助けを求めること。１ページ1

主人公は２０歳。社会人１年目。障害があって、障害者施設(作業所)で働いています。
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「はぁ・・・・」

？「縫合しよう！」

「は、はい・・・・」

？「準備してくるね♪」

最悪な医者に当たった。

ここは夜の救急外来。
職場で包丁を使ってたら指を切ってしまった。様子を見てたけど血が止まらないから病院へ。

この医者はもともと自分が通ってる精神科の医者。
いつもは心理士さんと話しているんだけど、診察という形上の儀式で会わないといけない。
とりあえず、藪医者で怖い。普段は出ないらしいけど私の名前を聞いたから来たんだろうね・・・・

渡「ゆっくり息するよ。
・・・・先生、大丈夫ですか？」

看護師さんがこういうから、やばいんだろうね・・・・

めっちゃ痛い。
ついてない。

？「はい、できた。」

・・・・何これ？
めっちゃ、がたがたじゃね？うそだろ・・・・

渡「・・・・ちょっと待ってて。あ、栗山。ちょうどいいところに。」

？「なしたの？」

もう１人、先生が来たんだけど、藪医者と違って、イケメン。

？「俺の患者だから。」

俺の患者じゃないし。気持ちわるっ。

？「先生♪あとは俺がやっておきますよ。忙しいのにすみません♪」

？「おう！頼むな～」

藪医者は鈍感だ。いなくなった。

？「で、どうしたの？」

渡「傷口見てよ。これはかわいそう。
ごめんな。早く対応すればよかった・・・・」

？「これ？

あ、栗山です。ちょっと、見せてな。

痛くない？」

「いたいです・・・・」

？「だよなぁ。
このままは返せないな。大丈夫だよ。すぐ、よくするから。」

安心した。