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？「移植コーディネーターの加藤です。佐藤はやとさんの職場でしょうか。」
「はい、そうですが・・・・」
加藤「今、はやとさんは電話に出れる状態でしょうか？」
「今日、出勤はしているのですが席を外しております。
どういった用件でしょうか？」
加藤「移植の候補に挙がられておりまして、その意思の確認をしたいのですが。
急ぎなんですが・・・・」
６年目、だっけ・・・・
いよいよ電話が来たのか・・・・
「わかりました。大至急本人をさがＳ・・・・すみません。本人席に戻ったので変わります。」
いつの間にか、はやとくんも興侶先生も、本間先生も浅野さんもいた。
どうやら、小幡さんがみんなを探してくれたらしい。
は「うけます・・・・」
はやとくんが決断をした。
でも、どこか表情は暗い。
は「とりあえず待つしかないけど、数時間後に緊急で呼び出しされる可能性が高いって・・・・」
興侶「生きろ。ドナーの方のためにもお前は生きろ。
胸を張って生きろ。」
生きろ・・・・そういった興侶先生の言葉は重かった。
でも、これで苦しみはなくなる可能性が大きい。
本間「そうだぞ！！胸を張れ！！
お前は頑張ったんだ。もうひと頑張りだ！！」
移植をする病院は違う。
後は願うことしかできない。
そして、１時間後。
「東レ病院の藤井医師から電話です！今すぐ来てほしいそうです。」
緊急呼び出しをされた。
は「わかった・・・・タクシー呼ばないと・・・・車止めれないし・・・・」
興侶「タクシー呼んどくから準備して来て来い！」
浅「とにかく、こっちは何とかする！行って来い！！」
西田「その必要はありません！はやと、行くぞ！！」
『西田！？』
今日、休みだったはずの西田さんがいた。
本間「お前、なんで・・・・？休みじゃ・・・・」
西田「ちょうど、忘れ物をしちゃってて・・・・３連休なのでやばいと思って取りに来たら、
Aの声がして・・・・騒がしくなってて・・・・
俺がはやとを乗せて病院に行きます！！はやと、着替えてこいっ！」
興侶「西田、頼むわ。
はやと、待ってるからな！！」
は「うんっ！！」
はやとくんは移植病院に向かった。
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作者名：さくらさん | 作成日時：2018年9月1日 12時
