小さな診療所second７ (ページ13)

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本間ｓｉｄｅ

あら「初めての環境が苦手な子ばかりですよ。
１番新しい子なんて、最初の１週間は部屋から１歩も出ませんでしたね。
何も話してくれなかったし。
そこは僕やもう１人の職員が入って、まずは１人でも仲間を作ること、安心感を与えましたね。
で、そこからいつの間にか僕らにも話してくれて、部屋から出て、ほかの子とも仲良くなったっていう感じです。

錯覚が出る子もいます。その子は洗濯機の中に入って落ち着かせてました。
さすがに危ないのでダンボールで洗濯機に似た部屋作りました。
いろいろな環境から来てますからそれぞれ違います。」

Aのことを詳しく話した。

普通にそういうことを言える。
なんか安心したかもな・・・・

？「遅くなってすみませんーお茶ですぅ～」

『ありがとうございます・・・・』

お茶を持ってきてくれたのは特徴的な髪の毛をした人。

あら「もう１人の職員のみやぞんです。
僕とみやぞんの２人でやっています。本当に小規模なんです。」

？「よろしくですぅ～」

すごい、のりのいい人
なんか元気が出てきた。

あら「この時間が結構のんびりなんです。みんな学校行ってますから。
帰ってきたら、愚痴を聞いたり、公園行ったり、ゲームしたり、買い物行ったりと忙しいですよ。
暴れん坊ばっかりですからね。笑

妹ができたみたいで喜ぶと思います！！」

女の子はAのほかにもう１人。
年齢は１番下。人数は６人。

今みたいな感じなのかな。