３ ページ10
「はぁ・・・・」
急患続きでやっと休憩。
水を１杯飲む。
西田「なんで、胸を押さえてるんだ。
そして、水を飲むと１時的に楽になるってドラマの中のワンシーンだよな。」
西田にばれた。
ずっとこの調子。仕事以外は喧嘩ばかりしている。
「うるさいな・・・・たまたま。
いいでしょ？別に私の命だし。」
西田「血栓が飛んだら死ぬぞ。」
「だから言ってるでしょ！
フェローは使えない。シニアは増えるどころか新鍋先生が再来月から本院に移動。
いうなら上に言ってよね！！」
西田「待てよ！！」
胸が苦しくなることに苦しんでいる。
たぶん、心房細動。
循環器行かないといけないのはわかってるけど、今、いい調子だから休みたくない。
「離してよ！！」
西田「お前は自分が怖いのに嘘をついてごまかしてるっていうことはこの何年かでよーくわかったわ。」
「お前こそ、口うるさいふりして、いい子ぶってるのはこの何年間でかでよーくわかったわ。」
そういって、去ろうとしたら電話が来た。
「わかりましたっ！すぐ行きます！！
チョコレート嚢胞の患者さんが運ばれてきたっ！！破裂かも！！」
西田「了解！！」
初療室に行く。
鍋「小堺みほこさん３２歳です。」
フェロー４人の中、まさきさんしか動いてなかった。鍋谷さんに状況を聞く。
２人はやる気ない。荒谷は動けない。
西田「まさきさんっカルテ確認してっ！荒谷はルートとって！！！
産婦人科、オペ室に連絡っ！！」
「やっぱり・・・・破裂してる。緊急オペ。」
金子「ここの婦人科でチョコレート嚢胞の診断受けてる。先々週は６センチ。薬で治療してる。
内瀬戸が担当。」
「２週間でここまで悪化・・・・１２センチ。」
鍋「内瀬戸先生、緊急処置中ですっ！！」
マジか・・・・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さくらさん | 作成日時：2018年6月24日 16時
