小さな診療所second４ (ページ8)

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命を助ける同期後編１ページ8

主人公は医師６年目です。
苗字は古賀です。
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ＮＯｓｉｄｅ

産婦人科外来。
妊婦や、制服を着た学生までいろいろいる。

？「番号札１２番のかたーっ。中待合室にどうぞ～！」

内瀬戸「えーっと、小堺みほこさん。担当の内瀬戸です。
今日はおなかが痛いんですね。どこら辺が痛みますか。」

？「左寄りの真ん中が・・・・重い感じで。
月の物もだいぶ遅れてて・・・・骨盤あたりも痛くて・・・・」

内瀬戸「そうですか・・・・
月の物の最後は先々月ですね。

では、診察するので横になってください。エコー検査をまずやりますね。」

今日の婦人科外来の担当はドクターヘリフェローを終了した、内瀬戸真実。
産婦人科医として、日々頑張っている。

内瀬戸「卵巣が腫大してますね・・・・
チョコレート嚢胞の疑いがあります。６センチぐらいですね・・・・
もう少し、詳しい検査をさせてください。」

？「わかりました・・・・」

内瀬戸「チョコレート嚢胞です。チョコレート嚢胞は、子宮内膜症のひとつです。
ファンフレットを見ながら説明をします。

チョコレート嚢胞は、子宮内膜症がある女性に併発します。
治療は薬での治療と手術での治療があります。６ｃｍあるので早いうちに治療したほうがいいと思います。
大きくなることがあるので家でいたくなったら、すぐ連絡してください。
平日の昼間であれば婦人科で対応しますし、夜間・休日でも救急で頼りになる医者がいるので安心してください。」

心配が募る。
とりあえずは薬で治療することになった。