人とのつながりを。１ ページ46
主人公は中学２年生です。
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「昨日の音楽番組見た〜？」
廣瀬「ワニマ出てたね！！」
二「録画済みでーす！！」
廣瀬「部活１日だったもんね〜」
二「ぎり、１部やってたぐらいの時間だったかな。帰ったの。」
「それな。」
朝の会の前。親友の廣瀬七海と山田二千華。
いつも通り話しながら、絵を描く。
「見てみて〜金子せんせーの絵。」
二「激似！！笑」
廣瀬「受ける！！笑」
金子「廣瀬、何が受けるって。」
『げ。』
金子「ふ〜ん。先生の絵か・・・・どうせ、Aが書いたんだろ。山田、腹抱えて笑いすぎ。
いい度胸してるじゃないか。もっとかっこいいぞ。俺は。
かっこよくないって指摘しないと。
３人とも、バレー補習！！
朝の会始めるぞ〜！！」
先生にばれちゃったよ。笑
？「これで朝の会を終わります！！」
廣瀬「じゃあね〜」
「また給食ね〜」
二「カレーだよ〜」
朝の会が終わって、特学に行く。
私は学習障害だ。５教科はみんなと別に勉強している。
金子「絵はともかく、笑えるようになったな。がんばっているな。今はつらくないか。」
「大丈夫です。」
金子「ま、何かあればいえよ。
まだ、お前は形は特学の生徒だけど、もちろん、俺のクラスの生徒だからな。」
特学に行く途中、廊下で金子先生に話しかけられた。
特学に転籍したのは今年の春。
最初はつらくて笑えなくて泣いていた。現実を知りたくなかった。
「大人びてる」って言われてたからそういうことはないと思ってた。
やっと、前を向いて歩けるようになった。
今日も１日、とにかく楽しくいこう！！
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作者名：さくらさん | 作成日時：2018年6月24日 16時
