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久原大輝ｓｉｄｅ
A「またぁ・・・・？
やったじゃん・・・・」
「前のは肺にいれた。今回は心臓の方。
Aの心臓は薬じゃ効かないことが分かったんだ・・・・ごめんな。
でも、治したいんだ。あきらめないぞ。」
説得するけど、案の定いやがる。
予想はしていた。つらいけど心を鬼にしないと。
A「こわい・・・・」
「大丈夫。すぐ終わらせるから。な。
大丈夫。」
昔みたいに、こわがると泣かないで手が震えるAの手を握る。
大丈夫・・・・そう、俺自身に言い聞かせる。
航「準備できてます。」
小野「ベットもきれいにしてあります。」
唐川「来たな！！待ってたぞ。」
準備をして、始める。
「麻酔するから我慢な。」
唐川「横向けるぞ〜力抜いててな。
せーの。」
小野「枕いれるね。
変わります。」
航「麻酔、これでいいですか？」
「オッケー
よし、頑張るぞ。」
唐川「気分悪くなったらいえよ〜」
「よし。
もういたくないと思うけど、痛かったら教えて。」
小野「仰向けにするよ。」
唐川「ゆっくりな・・・・」
「シートかけるよ。」
航「モニター付け直すね。
できました。」
「じゃあ、始めるから力抜いてて。」
唐川「マスクつけるよ。酸素流れるよ。」
「メス。」
航「はい。」
「鑷子、ガーゼ。」
航「はい。」
「唐川、胸の音、聞いて。」
唐川「胸の音聞くよ。
呼吸音いいです。」
「アディ、出血量は？」
航「異常ありません。」
「終了。出血量と固定部。合併症がないか見といてくれ。検査の指示は後で出す。」
航・小野「はい。」
「んじゃ、A戻るぞ。
よくがんばったな！！」
無事に終わってよかった。
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作者名：さくらさん | 作成日時：2018年6月24日 16時
