小さな診療所second４ (ページ11)

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「クロスマッチ急いでっ！
婦人科手が空き次第すぐ来てもらって！！」

鍋「わかりました！！」

西田「急ごう！ショックになるかも！！」

金「呼吸管理入ります！！」

あわただしくなる初療室。
やばい・・・・

「メスください。」

鍋「はい。」

西田「術野広げる。荒谷、ここ広げてて。」

荒谷「はい。」

「だいぶいってんな・・・・片っ方のこせるかな。」

西田「わかんねぇな。吸引する。」

「まず、破裂したほうの卵巣摘出する。」

「卵管も摘出しよう・・・・ひどい。」

西田「生食で洗ってみるか・・・・」

予想以上にひどい。
おそらく、全部取らないと厳しいな・・・・

内瀬戸「ごめん！遅くなって！話は聞いた！！」

「破裂したほうの卵巣と卵管は摘出した。
予想以上にひどくて洗ってるところ。子宮どうすればいいか確認お願い！」

内瀬戸「わかった！！」

１時間たったところで真実ちゃんが来た。
安心した。

内瀬戸「２週間前はこんなに大きくなかったのに・・・・
成長スピードが速い。悪性化してもおかしくない・・・・
まず、破裂したほうの子宮はとろう・・・・そこから全部取るか決める。」

「わかった。」

西田「出血量が多い。輸血１０単位いいか。」

内瀬戸「うん。」

西田「輸血１０単位お願いしますっ！」

奥村「わかりました！」

金「ラインもう１本とるわ。」

西田「おねがい！！」

やるしかない。