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瀬戸「今日、このみちゃん来たよ。
終わって、このみちゃんが帰った後、酒井主任とも話したんだけど・・・・」

廊下に出た。


「はい・・・・」

瀬戸「酒井主任や岩熊にちゃんと伝わってるかなって心配してた。
いまだに痛くて、痛みどめ飲むことがあるっていうよ。
学校でもできないことが増えたらどうしようって・・・・
部活もやりたいんだけど、休んでるって・・・・マネージャーになろうかなって言ってた。」

「バレー部に入ったんですよね。
体の使い方に悩むとは言ってました。」

瀬戸「うん。
それで、部活が原因かって話してたけど、それなら、やむことは少ないし、負担の少ない手もだから・・・・突き指だったらレントゲンとかで分かるって言ってた。酒井主任。」

「そうですよね・・・・」

瀬戸「元気がなくて、障害あるから、もうできないの。って言ってた。
そんなことないよ。このみちゃんはこのみちゃんらしくやっていけばいい。
楽しめばいいんだよ。って言ったけど・・・・やっぱり、相当悩んでいるな。」


早く何とかしてあげたい・・・・
笑顔が見たい。


「笑顔が見たいです。このみちゃんの。」

瀬戸「酒井主任も俺も。そして、前担当だった竹田もそう思ってるよ。
がんばろうよ。

いろんな人の手を借りて。
俺は体のことは何もできない。けど、話を聞いていきたい。

がんばろう。1人じゃ何もできないけどみんなで力合わせればいける。」

「はい!!」


そうだよ。負けないよ!

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作者名:さくらさん | 作成日時:2018年6月4日 19時

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