小さな診療所

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体育が終わって、腰はだいぶ良くなったから、保健室に行かないでおこうと思ったら
無理やり慶ちゃんと花ちゃんに連れて行かれた。

花「正英君―Aが腰痛いって。」

「まってよー！」

木「そっか。そっか。ちょっと見てみるか。今、マナミンがいないから俺でもいい？」

「はい・・・・・」

もう仕方がない。


カーテン閉められて、腰を触られた。

木「ここ？」

「い、いたっ！！」

木「ああ、これは病院行った方がいいかも。ひねった？前の時間はなんだったの？」

病院はやだ！！

「ひねってないです。体育です。」

なんか、痛くなってきたかも。

「放課後行ってきます。」

うそ。行かない。


木「ちょっと待っててね。」

どっか行っちゃった。



木「お待たせ。」

木村先生となぜか工藤先生がいた。

工「腰痛いんだって？」

「はい・・・・・」

木「ヘルニアぽいんだよね・・・・結構圧痛強いし。」

工「しびれとかない？」

腰痛いだけ。

「ないです。」

木「どうする？次の授業なに？もう６時間目だもんね。」

「美術です。」

工「美術出てから清水先輩のところ行くか。」

え・・・・・

「清水先生って、内科ですよね？」

工「うん。でも腰の痛みは内科の病気っていうこともあるんだよ。しかも町のお医者さんって専門分野以外にも見れるんだよ。整形の先生も紹介してくれるし。」

？「ただいま−あ、佐藤さんじゃん！腰痛いの？秀さんまでいるし。」

マナミ先生が来た。

「あ、はい。」

木「おかえり。ヘルニアぽいんだよね・・・・結構圧痛強いし。よくわかったね。」

マ「あたし、整形外科で働いていたからね〜看護師として。」

工「ま、マナミさんの自慢話は置いといて、美術出て、帰りのショートホームルーム出て病院行こうか。」

マ「おい！工藤！！」

マナミ先生かわいい。

「はい・・・・」

やだなー昨日行ったばっかりなのに・・・・・

工「清水先生には連絡しておくからね。お母さんは？」

「仕事です。」

工「そっか・・・・一応連絡してもいい？」

「はい。」


工「とりあいず行っておいで。座るのが辛くなったらすぐ竹澤先生に言って保健室おいで。」

木「放課後は絶対来てね。待ってるよ！！」

マ「あたしも待ってるから！！」

木「マナミンは３時から外勤でしょ！笑」

マ「あはっそうだった。笑」

おもしろいな。



「行ってきます！！」

工・木・マ「いってらっしゃい！！」

痛くなりませんように！！

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