入院生活 (ページ12)

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栗山ｓｉｄｅ

A「はぁはぁはぁ・・・・」

「頑張れ・・・・
がんばれよ・・・・」

とりあえずは薬の効果が切れるまでは汗を拭いてあげて、急変しないか見ることしかできない。
解熱剤も使えない。楽にするには薬が切れないといけない・・・・

永「どうだ？」

「熱は８度５分です。
薬が切れるまで何もできないのがつらいです・・・・」

永「そうだよな。
でもな、Aの前で泣くのはだめだ。お前はプロだから。」

「はい！」

夜勤の永野さんに励まされる。

「水分とれる？」

A「はぁはぁはぁ・・・・」

「えらいよ。少しずつ飲んでいこうな。」

明日には切れるはず・・・・

賢「どう？」

「今何時？」

賢「深夜３時。救外も落ち着いてきた。」

「そっか。
熱も８度きりそうだよ。水分も少しとれるようになった。」

A「ううっ・・・・」

「これ、いずいな。
トイレまで歩けるようになったら取れるからな。」

賢「よくなってきた証拠だよ。」

「うん、そうだな！」

少しずつ意識もはっきりしてきた。

そして・・・・

鶴「こらっ！！走るな！！」

A「えへへ。」

鶴「えへへっ！じゃない！！」

汀「Aち～ん。髪しばって、心電図行くよ～」

A「はーい！！」

鶴「(俺、なめられてる・・・・)」

岡本「(ドンマイだ、鶴田。笑)」

２日後にはいつものAが見れた。笑