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西田有志ｓｉｄｅ
「大丈夫・・・・」
A「んー」
先輩に囲まれ、パニックを起こしたA。
ンダホ先輩に言われて遠くに行った。
正直、Aがパニックを起こしたこと見たのは初めてに近い。
「大丈夫」って言って、俺自身に言い聞かせる。
A「んー！！」
どうすればいいのかわからない・・・・
とりあえず、いなくならないように見るしかない・・・・
ン「大丈夫？」
しばらくしたころだろうか、ンダホ先輩が来た。
「先輩・・・・」
ン「シルク呼ぶぞって言ったら逃げたよ。
おお・・・・パニックおこしてるのか。待つしかないな。」
「なんで、詳しいんですか？」
ン「実は俺、知り合いに自閉症の子がいるんだ。
Aと同じ感じでさ。だから、このパニックは見たことがいっぱいある。」
そうなんだ・・・・
先輩・・・・
しばらくして、Aが落ち着いてきた。
A「ん。」
ン「もう大丈夫だよ。俺もゆうじもいるからね。
あ、ころんちゃったんだ・・・・西田も大丈夫か？」
「俺は大丈夫っす。」
ン「そっか、よかったよ。
あ、ここなら、中学戻るより、小学校駆け込んだ方がいいな。
あ！俺のぽっけに絆創膏が入ってた。笑
これはろう！
よし、俺の背中のって。栗と琴絵ちゃんに会いに行くよ。」
A「ばんそうこー」
ン「え？俺？
ああ・・・・これか。大丈夫だよ！笑」
ンダホ先輩もけがしてたんだ・・・・
しかもAよりも・・・・
「俺、Aおんぶしますよ。先輩の方がひどいけが・・・・」
ン「あーこれぐらい大丈夫！
その代わり、俺とAの荷物も持ってよ。こっちの方が重いぞ〜笑
・・・・俺は西田とAが俺より怪我しなくてよかったって思っているよ。
さ、行くよ。」
１個上だけなのに、先輩はすごい。
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作者名：さくらさん | 作成日時：2018年4月20日 19時
