小さな診療所second１ (ページ14)

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川口太一ｓｉｄｅ

新井「んじゃ、シルクとンダホも頼むわ。」

『はい！』

去年の彼女のことを知ってるのは新井さんと俺と前田さん。

去年の大変さを知ったので病棟から体力があるシルクと体格がいいンダホを派遣もらった。
診察の間に準備をしていた前田さんも合流した。

新井「すぐ終わるから頑張ろうね～」

A「ギャー！！」

大変そうだ・・・・

前田「よし、腕抑えるね～」

シル「じゃあ、俺足抑えときます！」

ン「よし！見ないようにこっち向こうな～」

前田さんが腕。
シルクが足。
ンダホが腰のところ。
俺は補助。

新井「行くよ～」

消毒をしてる間に、注射器をスタンバイ。

シル「がんばれよ・・・・」

注射器を新井さんに渡す。

腕をバタバタさせるから、前田さんの補助でンダホが抑えてるから、俺が腰のところ抑える。

まぁ、ンダホ乗りそうな勢いだけど・・・・笑
シルクも顔怖い。笑

A「ギャー！！」

新井「頑張れ・・・・

よし、終わったよ！えらかった！！
今日は苦しくなさそうだね！！がんばりました！！」

過呼吸も起こさずに無事に終わってほっとした。

シル「じゃあ、俺、母子手帳かえしてくるわ。」

前田「今日は先生の出番、そこで終わらせてよかった。」

ン「え？」

新井「去年は過呼吸おこしたから、今年は歩いて帰せてよかった。」

ン･シル「え！？」

「そうっすね・・・・
あ、シルクいってら～」

本当にそう思うわ。
よかったー