小さな診療所４０ (ページ15)

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高松ｓｉｄｅ

「正英！膝の水抜きたいんだけど！注射器あるか！？」

木「ありますよ～消毒も。」

「たすかるわ！！」

佐藤を強制連行して保健室に連れて行く。
俺も久しぶりすぎて緊張するわ。
今なら、同期の迫田や後輩の栗山の方がうまいんじゃないか。
ゴッツさん呼んでくるか。いや、俺がやる。

マ「Aさん、緊張してるねい。
マジで大丈夫？永野かまっちゃん呼んでくる？」

木「永野先生、授業中でーす。」

「できますよ！！あたりまえじゃないですか！！」

松崎だけは悔しい！！

「佐藤、このままじゃ、ひどくなる一方だからちょっと頑張るぞ！！
んで、明日、ダイズさんのとこ行こう。」

A「はい・・・・」

不安そうだけどやるしかないっ！！

？「失礼しま～す！！慶さんから聞いたけど、Aさん、膝の水抜くんですって？」

マ「まっちゃん～ありがとうねい！！」

いやいやいや・・・・おかしいでしょ！！

松崎「どんな感じ？」

A「高松先生に強制連行されました・・・・」

松崎「ゆっくり深呼吸して。びっくりしたよね？」

松崎に呼ばれ廊下に出る。

「結構やばいぞ。応急処置して嵐病院の整形に明日行く。」

松崎「今日休みだしね。でも、俺的にも抜いたほうがいい。見ただけで分かる。」

「結構ブヨブヨ。」

しばらく話して戻る。

松崎「さ、がんばろうね！」

俺がやる感じだな！

準備もできてる！！

「ちょっと我慢な！！」

消毒して、いざ抜く！！

A「痛いっ！！
っ・・・・・」

松崎「力抜いて・・・・」

「がんばれよっ！」

結構抜けるな。相当やばかったな。