小さな診療所３９ (ページ40)

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チェンジ！！１ページ40

久々のもとのお話です。
主人公は高校２年生です。
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清水ｓｉｄｅ

あ「清水先生！！急患です！！
５０代男性、激しい頭痛です！！」

「お、おう！！ＣＴオーダー！脳外沙夜香に連絡！！
後は診察してから決める！！」

石井「沙夜香先生、オペ中です！」

「え！？」

あ「藤井先生、外来中ですけど連絡しますか！？」

「お、たのむわ！！」

星「お、清水やってんなー」

石井「患者さん来ます！！」

「は、はいっ！！」

なんで、俺が救命にいるかって？
別に首になって清水医院を追い出されたわけではない。

それは、いろんな経験っていう理事長の指示で、救命の医者に清水医院を乗っ取られたというのは言い方悪いけど、まぁ、経験で２か月俺が救命に行くことになった。

とりあえず、今の嵐病院の医者の名前も人数も把握してない俺が言うのもなんだけど。

救命は研修でも循環器に配属になった時も経験はしてるけど、久しぶりでついていくのも必死。
大変。

『１・２・３！！』

「わかりますかっ！！
・・・・意識ない。反応ないわ。瞳孔も散大してる。挿管準備！！そしてＣＴ！！」

あ「準備できてます！！」

石井「ＣＴいつでも入れます！！」

藤井「すみませんっ！！脳外藤井です！
どんな感じですか！？」

「５０代男性、激しい頭痛で倒れました！！意識ありません！挿管してます！」

藤井「瞳孔みます。

・・・・あークモ膜下出血か脳梗塞の疑いですね。すぐＣＴ行きましょう！」

こいつ、沙夜香の後輩だけどしっかりしてるな。
いかんいかん！こんな場合じゃないっ！

藤井「ビンゴですね。クモ膜下出血確定です。
緊急でオペしましょう。」

「でも、沙夜香いない・・・・」

藤井「一刻も争います。沙夜香さんはオペ終わり次第来てもらって
指示は俺がしますから清水さん助手お願いしますね。」

「でも経験が・・・・」

藤井「助けたいんですよね？このＣＴ見たら一刻も争うってわかりますよね。
栗さんならなんだかんだ言って助手してくれますよ。」

「はい・・・・」

こわい・・・・後輩に言われたら終わりや。
がんばらなきゃ。