小さな診療所３９ (ページ37)

今日:7 hit、昨日:7 hit、合計:13,683 hit

初めての治療（特別編）１ページ37

主人公は中学１年生です。
出耒田さんと(循環器)傳田さん(麻酔科)が医師で浅野さんが看護師です。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

浅野ｓｉｄｅ

出来「説明はこんなもんかな。何か聞きたいことあるかな。」

A「痛いですか・・・・？」

出来「麻酔するから麻酔するときだけ痛いけどほんの一瞬だから大丈夫だよ。」

傳「その間に胸や腕に機械をつけるね。」

明日はＷＰＷ症候群であるAちゃんのカテーテル治療。
術前訪問に行く。不安そう・・・・そうだよなぁ・・・・怖くないわけがない。

A「怖いなぁ・・・・初めてだから・・・・」

傳「２人とちび１人の俺らに任せておいたら大丈夫。」

出来「うん。こう見えても先生は得意な治療だから安心して。
この２人とちびの方１人のチームで何回もやってるから。」

「ちびちびいうな！！」

出来「じゃあ白い犬？笑」

傳「ひろ～お手♪」

「わんっ！！

ってちがうわ！！

・・・・いつもこんな感じで言ってくるんだ～ひどいでしょう？
手術室で何音楽かける？好きな歌手いって？」

俺のことを先輩だと思ってない後輩２人。

平気でちびとか言ってくる、２ｍ越えの男と１９０㎝以上の男。
俺がちびじゃない、お前らがデカいんだ。でも、仲がいい。

A「リトグリありますか・・・・」

「リトグリね。わかったよ。」

出来「謙也に借りておきます。」

「おう。」

傳「音楽聞きながらできるから安心だね。」

A「明日よろしくお願いします。」

出来「よろしくね。」

傳「よろしくね～」

「がんばろうね！」

いよいよ明日。