小さな診療所３８ (ページ7)

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高橋賢ｓｉｄｅ

？「賢さんっ！！」

「どうしたの？」

？「本間が倒れました！」

「え！？」

本間の検査から１週間。明日結果が出るっていう今日。
そして、来週は感覚の病院だという時にクラス整理をしてたら教師今村が走ってきた。

「本間は！？」

今村「今、保健室に運んで誠大が対応してます！！
社会の時間、急に倒れて！！」

「栗は！？」

今村「授業中です！！本間のこともあって賢さん呼びました！」

とにかく保健室に走る。

「本間？」

関「賢さん・・・・今寝てます。
熱もないし、血圧も正常なのでおそらく貧血でしょうね。
一応、校医の深津先生にも連絡しました。」

「そっか・・・・」

今村「栗山先生にも連絡してきます。」

「うん。」

関「たぶん寝不足じゃないかな・・・・」

「そうだよな・・・・最近様子は少し変だと思ったんだ。」

今村「社会も耳に入ってないみたいですね・・・・
家庭学習でテストの点数は高いんですけど・・・・じゃあ、行ってきます。」

関「実は美術の時間体調悪くなって何度か美術室に行ってるんです。」

「粘土か絵具の時だろ？」

関「はい。」

そうだよな・・・・

「そっか・・・・起きたら、支援学級転籍の相談してみるかな。」

さすがにほっとけないな・・・・
兄ちゃんも本間に任せるって言ってたし。

栗「失礼しま～す！！今村から聞いた。
本間～！？」

関「栗さんシー！！今寝てます。
熱もないし、血圧も正常なのでおそらく貧血でしょうね。寝不足の。
一応、校医の深津先生にも連絡しました。」

栗「うん・・・・
賢、相談しようと思ってたんだけど転籍させた方がいいかな。」

「うん。俺もそう思ってた。本間に聞いてみよう。」

さすが同期。考える事一緒。

？「本間！？」

？「児玉うるさいよ。」

？「児島・・・・あ、俺児玉だ。」

？「今こういうことじゃないだろ。Aどうですか？」

黒後「A・・・・」

専田「黒後大丈夫だよ。先生の話聞こう？」

関「うん。寝てる。大丈夫。貧血だから。
校医の先生にも連絡したしね。」

黒後に児玉に専田。
仲のいい友達なんだろうな。そこは無駄にしたくないな。