小さな診療所３１

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「はぁ・・・・」

看護師、半年だというのにのろまで全然成長できてない・・・・
毎日起こられてばっかだし・・・・はぁ・・・・

汀「どうしたの？」

「わっ！いつのまに！！」

汀「声に出てたよ。」

気配を消すのが得意な汀ちゃんは小児科にいる。

夜勤の休憩時間、食堂にいると急に来た。


「なんかさー半年たつのになって」

汀「そうだよね・・・・

あ、橘先生って、今医局にいる？」

話とんでるね。
でも、橘先生の息子さん大変だから。

「どうかな・・・・？今日の当直は白石先生と名取先生だから・・・・」

汀「行ってみる！」


汀としばらく話したら仕事。フェロの名取先生と救急外来。

おばあちゃんが来た。佐々木さん。


名取「歯が痛いんなら明日歯医者に行ってください。ここは救急です」

佐々木「でもね・・・・肩もこっててね。気のせいかもしれないけど、だるいんだよ・・・・」

名取「あーそれなら家に帰ってゆっくり休んでください」


歯痛と肩こり・・・・？
なんか聞いたことある。


浅『俺、前の職場で歯痛と肩こりで病院にきた患者がいた。
つかれかな？って思ったけど、診察した先生は違った。

検査したら心筋梗塞だったよ！』


あ！！

「名取先生。ちょっと。」

名取先生を呼び出す。


「心筋梗塞かもしれないので念のため検査しましょう！
実習でそういう症例ありました・・・・」

名取「んーあのさ、看護師が口出ししないでくれる？
こんなのただの疲れだよ！」


聞いてよ。看護師が診断できないけど・・・・

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