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藤井直伸side
「すみません!お待たせしました!!」
栗「サンキュ!ちょうどいいわ。
今、CTとったとこ。これ。あまり搬送時と変わってないな・・・・専門医の方がわかるな。
血圧もずっと上が160台。」
「少しむくんでる気がするけど、高血圧性脳症の症状ですね。
前の画像診せてもらっていいですか?」
栗「おう!!はい、これ。」
「うーん・・・・変わってないですね・・・・
とりあえず、診察します。」
栗「今、Aちゃん不機嫌だから気を付けてな?
さっきも帰りたいって泣かれちゃった・・・・朝は清水さん来てくれてたか落ち着いてたけど・・・・」
あ・・・・そういえば、清水さんの診療所の記録もあったな・・・・
「はい。」
佐藤さんのところに行く。元気がないな。
栗「Aちゃん、朝話した、藤井先生来たから診てもらおうな?」
A「はい・・・・」
「藤井です。よろしくね?
今日は沙夜香先生いないから代わりに診せてね。」
A「はい・・・・」
いきなり、診察は無理そうだな・・・・
栗「あー!そういえば!藤井先生もバレーやってるんだよ?
学生時代は名セッターだったんだ。あ、今もか。笑」
「名セッターではないんですけどね?笑
あ、佐藤さんもバレーやってるの?」
A「リベロです・・・・」
「そうなんだ!!セッターとリベロ。なんか気が合いそうだね。笑」
しばらく話したら、何とか診察はできそう。
「俺の手、思いっきり握ってくれる?
次は右手。
うん、いいよ。さすが、バレー部!力結構あるね!」
力の低下はなさそうだな。
「足診せてね。曲げるよ。」
触診や打診器でたたいたり、顔の状態見たりしたけど、大きな異常はなさそう。
MRIとって治療方針を固めたいな。
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作者名:さくらさん | 作成日時:2017年6月25日 14時