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栗山side
「ここは?」
石「うっ!!うわーっ!いってー!!!!!!!!!!!!!!!」
触診してるけど、全部痛がってて原因がつかめない。
でも、虫垂炎は除外。腹膜炎も違う。
って、あれ?
「祐希、原因わかりそうだからもう少し我慢ね。
お腹叩くね。」
打診をする。
あ・・・・やっぱりね。
「・・・・久原。尿道カテの準備して。加藤は痛み止め入れて、柴小屋さんに連絡して。腎盂腎炎だから。
ちょっと、背中たたくね。痛いけどごめん。」
石「(びくっ!)うわーっ!いってー!!!!!!!!!!!!!!!」
高「祐希おちる!!」
「ごめんごめん。
原因が分かった。今から治療するから3人は廊下で待っててくれる?」
付き添いの3人を廊下に出して、痛みどめで少し楽になった祐希に聞く。
右の背中をたたくと飛び上がった。健太郎のおかげで2次災害は免れたけど絶対右の膀胱。
腎盂腎炎だ・・・・
「祐希、今日トイレ行った?てか、最近トイレ少なくない?」
石「・・・・勉強であまりいけてない・・・・」
「ダメだよこれは。まぁ、しょうがない。今から少し痛い治療するから頑張れよ!」
久原「準備できました!!」
柴「加藤から聞いた。祐希、今回は自業自得だな。」
「よし!ちょっと頑張れよ!!」
カテを終わらせる、祐希は嫌がったけど仕方がない。
「じゃあ、今日は入院ね。」
柴「治ったら覚悟しとけよ。」
*
で、今に至ると。
めっちゃ気まずい・・・・
石「・・・・受験勉強してました。」
柴「お前!命と勉強どっち大事なんだよ!」
石「・・・・」
柴「そこは今すぐ答えろよ!!」
・・・・早く終わって〜
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作者名:さくらさん | 作成日時:2017年5月10日 19時