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関田side

古田「じゃあ、折れたの足動かすけど、ずっと動かしてなかったし傷口もあるから痛いけど叫んでもいいから頑張ろう!!」

A「はい・・・・」

やっぱりいた。
整形に移る前に俺の先輩の古田さんにAさんを頼んだ。
やさしいし相性もあいそうだったから。

俺の予想は的中。不安があったみたいだけど古田さんは納得するまで話を聞いたらしい。
てか、話だけで終わった時もあって、安心したらしい。

A「うわっ!!痛い!!
うっ!!!!」

古田「がんばれ・・・・辛いけど、がんばれてるから大丈夫。」


あの瞬間が骨折した患者さんは辛い。
手術よりもつらいと聞く。

リハビリ室はAさんと古田さんだけ。俺まで手を握りしめてしまう。


・・・・俺もめげちゃだめだよ。コンビニ受診の患者さんとも戦わなきゃ。

Aさんもがんばっているんだから。




A「ぎゃー!!!!!!!!痛ーい!!」


がんばれ、がんばれ・・・・




古田「よく頑張ったね!!今日はここで終わろうか!」

時間が長く感じた。でも、Aさんは汗でびっしょり。遠くからでもわかる。


声かけようとしたけどあまり弱いとこは見せたくないだろうと思って、そのまま救急に戻った。




柳「もういいのか?リハビリ室行ってたんだろ。」

「うん、声かけれる感じじゃなかったし、経過もよさそうだった。痛いリハビリは辛そうだったけど順調だった。」

柳「そうか・・・・じゃあ、俺ICU戻るわ。まぁ、救外今村もいるから大丈夫だろうけど!!」

「俺だっているし!!」

石「関さん、頭痛の患者さん来てます。ヒコさん、今処置中なので」

柳「行って来い!!」

「スルーすんな!!」

石「行きましょう!!」




「おう!!」


まだまだ始まったばかり。Aさんもリハビリ頑張ってるし、俺もがんばらきゃ!

たくさん命を救う!!



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・完

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作者名:さくらさん | 作成日時:2017年5月10日 19時

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