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関田side

汀「気を付け!お願いします!!」

『お願いします!!』

「おはようございます!!出席をとります!!


古田A。」

汀「教室から見てません・・・・」

「そっか、わかったよ。ありがとう。」

今日もか。でも、山内から連絡来てないからひこに言う必要はないな。
だれか、巡回に行ってるし。職員会議で決めたんだよな。


「じゃあ、3分完走!」


あせらない・・・・そう決めたはずなのにそわそわしている俺がいた。
でも、体調崩さなければ俺は安心する。もちろん一緒に体育したいけど。


汀「関田先生・・・・」

「ん?」

汀「A大丈夫ですか・・・・?」

「うん、Aなりに格闘してるから今は見守ってあげよう。
誰か先生Aのそばにいるから大丈夫。汀も走ろう?」

汀「はい・・・・」


そりゃあ、心配するよな・・・・汀が1番心配するわな。




兒玉「関田先生!」

しばらくした・・・・バレーの基本練習をしてた頃だろうか、兒玉がAを連れてきた。

兒玉「A来ましたよー!」

A「・・・・遅れてすみません。(涙)」

「大丈夫だよ。よく来たな。がんばった、がんばった。
今日はバレーしてるから、体操して先生とやろうか。柔らかいボールでやろう?」

A「はい・・・・」

いつもより早いし、すんなり。成長!
頭を撫でて、落ち着かせてから授業に参加した。

もちろん、配慮して、ペアも俺にして負担がないようにした。


「おー上手!いいよ!
Aアンダーうまいな〜オーバーハンドは俺に任せろ!ゆっくり覚えていこう!」


過呼吸も起きてないし表情も悪くないから大丈夫かな。

念のため体育終わってから脈拍だけはかって、ひこや山内。そして久原にも報告しようかな。

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作者名:さくらさん | 作成日時:2017年5月10日 19時

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